ぼんのう
DiaryINDEXpastwill


2004年11月26日(金) 日本海に何かフィルターでもあるんかい?

二年ぶりにやってきました、韓国版東京ゲームショーKAMEX。知らなかったけど、このイベント、もう10回目だったんだね…一昨年は寂しい雰囲気が強かったけど、今年はどうだろう?

入口をくぐると、大音響!うん、TGSそっくりだ!でも流れているのは、ゲーム音楽でも、プロモーションムービーの音楽ではなく

ハウリング

恐るべし、韓国!
機械不調でプロモーションとは、日本では思いつかないぞ!
しかもハウリング大音量のまま、
直ぐには消さないとは…。
恐るべし、韓国!
これは我輩のようなイルボン・チョッパリに対する攻撃の前触れかもしれない。




うわー!助けてくれー!
恐るべし、韓国!
プレイできるゲームが全然完成していないのに、高さ4〜5メートルのオブジェを先に作り、我輩に襲い掛かり、インプランツ手術を施してウリナラマンセーな朝日新聞DNAを植え付ける作戦とは!(ちなみに、このオバカをやっている最中、地元の女子高生の大団体が大爆笑しながら、写真をバチバチ撮影していた。さりげないところで、日韓交流)…いや、違うと思う。





というか、見せられるゲームも何もないのに、なに?このオブジェ?
3ブース同じコンセプトで被りまくり。力技でケンチャナヨ精神を全面に出すとは、不覚を取ったわい。このPR展開で、「開発遅れているニダ」というのを隠したいのか?うーん…。



しかし、TGSと比較するとやはり規模は小さいのは否定できないが、ゲームショーらしい賑やかさ(マイクのハウリングを含めて)があり、わずか二年でこの変わりようには、正直驚いた。ブースはメタル調に区分けされ、大規模なスクリーン&ステージが展開してあり、パワーアップしているのは確かだ。
平日であるにも関わらず、学生の団体が多く見られた(高校生か、もしくはゲーム関係の専門学校生かもしれない)。ゲームに向き合う彼らの表情を見ると、楽しさに国境はないな…と感じてしまう。


いかん…我輩としたことが…なんと偽善的な発言をしてしまったのだ。


KAMEXで一番大がかりだったのが、グラビティー社の「ラグナロクオンライン」…会場の1/5を占めていたな。日本でも話題になっていた三次職のキャラが簡単に紹介されていた。




(その一部)

そして、これは我輩としても驚きだったのが、物販ブースがすぐ隣にあったこと。



「ROショップ」…


…一言…


少し、ひねりなさい



売られていたものを見ると、日本のそれと大して変わりはない。ポリン枕とかぬいぐるみとかあって、同じ所で作られているんかいな?ネタにはなら…


え?…



これは…



…SDのアコ人形かな?…




































ブサイコ




というか、何?
買って、本棚に置いたら、確実に呪われそうなこの
能面スマイル・・



すげえ…
日本海に絶対何か、フィルターがあるな…



あちこちにアコライトのコスプレしているコンパニオンがいる。アップ写真を撮らなかった事に強い後悔を感じているが…文章で説明しよう。



 ・気味悪いくらいにクルクル巻きのまつ毛パーマ
 ・近寄ると、独特の甘いムスク系香水の香り
 ・赤系のアイシャドウが濃い




…アコライトは清楚なイメージで人気のキャラだったはずなのに…


大久保の裏道を思い出す



軽い頭痛を覚え、少し離れた所のステージを見る。なんか、アココンパニオンが、抽選盤を回してのイベントをやっている。











なんかヘンだと思いませんでした?


ええ、我輩も思いました。


どこがヘンなのか、いっせーのせ …で指しましょうか?
いっせーのっせ


























ここで一つの仮説を立ててみよう。
韓国ビジネスでは、ゲーム等における人気のあるキャラクターに関して、売り出そうとはするが、大切に育てたり、イメージ乖離を避ける為の努力を行わないのか?
要するに短視眼的な発想でしか、キャラクタービジネスを考えていないということなのか?
もしこの仮説が正しいなら、先ほどの人形といい、コスプレ衣裳の間違いといい、納得できる。そしてそれは翻って、トンチャモンにはじまる多くの劣化コピー商品展開へと繋がる…つまり、長期的なブランドとしてのキャラクターを作り育てるのではなく、人気があるうちに稼ぐだけ稼ごう!人気があるから、コピーして使おう・・という、前近代的なビジネスマインドがまだ支配的だというのか?


少し唸りながら、メインステージに何気なく視線を移す。










































トマク?


裏でやっていた、「ラグナロクアクション」のキャラをモチーフにしているようだが、何ゆえ、生首がステージにあるんだ?気になってしばらく見ていたら、司会者が出てきて、何かを叫ぶ。観客の一部が手を挙げて、ステージに駆け上がる。次の瞬間、仮説が実証された。
























(生首は着ぐるみで、着てお互いを棒でつつきあい、倒すイベントゲーム。)




















「檀君の呪い」って、オカルト的なものではないような気がしてきたよ…





おまけ。
ギルメンから要望のあったROショップで購入した和服ソヒータンのTシャツの画像をうp。




購入する時、グラビティ社の社員達が五人くらい来て、

「これ、女性サイズしかありませんが、よろしいニカ?」

と心配してくれたけど、我輩としてはネタとして欲しい(とは直接言わず)ので、無問題!…と答えたら、非常に喜んでくれた。どうやら韓国では、この手のキャラグッズは、あまり売れるものではないと教えてくれた。
ついでに、ガンホに騙された、JCBのROクレジットカードを見せたら、奥から追加で10人くらいの社員が出てきて、感謝感激の握手攻めを受けてしまい、Tシャツの他に、たくさんオマケを押し付けられてしまう。




他社事であるが、一言申し上げる。

もう少し自信を持ちなさい。




おまけその2
今回のKAMEXは、TGSと同じ様に専門学校や大学の説明ブースが多かった。学生たちの開発したゲームも展示されていて、見ていて楽しかったけど、その中の一つ。




背景、TGS会場


お前等…ウリナラの誇りはどーした?




おまけその3
木村女史をホテルに残し、2年ぶりに竜山電気街へ突入。
国鉄竜山駅は一種のダンジョンで、一度駅に入ると必ず迷ってしまう魔境であるが、スペース9という駅ビルが出来上がり、完全にイメージチェンジ。
まず電車の発着ホームがわかりやすくなった。トイレが非常に綺麗になった。エスカレータもある。そして駅から出ると正面には



ガソダム!




変われば変わるもんだよな…。
ちなみに電気街で怪しいPCゲームを売る店が殆どなくなり、PS2一色になってしまった。もうあの怪しいダンジョン巡りもできなくなったのなあ…。


ANDY 山本 |HomePage

My追加