ぼんのう
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別にフィリピンパブがどーのこーのではない、 というか数年前に、携帯電話の留守電に入っていた謎のメッセージ(日記参照)のことではない。 少し台所を掃除していたら、賞味期限ギリギリのココナッツパウダーと魚醤が出てきたので、肉屋で豚の三枚肉を買って、フィリピン料理“アドポ”を作って食べた。 豚肉の角煮は東南アジア〜中国〜沖縄と幅広く食されているが、フィリピンではココナッツ風味を少しプラスし、お酢やレモン汁で食卓に出される。恥ずかしい話、実は我輩、まだフィリピンには行ったことがないのだが、このアドポは結構好き(というか、国籍問わず豚肉角煮全部が好き)で、一時期ハマっていたことがあった。 多分その名残なのであろう。 賞味期限1ヶ月前のココナッツパウダーと本日賞味期限の魚醤…グツグツ似て、酢をかけていただきます。 ああ、ビールにあうことあうころ〜。
仕事をして、本棚を中心に部屋の掃除もする。 本棚を見れば、その人の物の考え方が分かる…と言われているが、こうして冷静に自分の片付けれられた本棚を見回すと…ビジネスに関係した本がないことに気がつく。まあ、人生困るということはないけどね。 しかし宗教学とか心理学、歴史学の専門書と並んで、(エロ)同人誌が並べられている本棚というのも、そうそうないものだぜ。自慢にはならないが。
風呂に入り、仕事の残りを少しして、寝ることにする。 今、ラインをどのくらい抱えているのか数えたくないが、考えてみたらどれも一斉にクライマックスを迎えるものではないのだから、慌てることもない。ゲーム業界では、1本以上抱えるのは不可能であるという考え方があるが、それはそのラインにどのように関わっているのかによるものだと思う。フロント(最前線)でのディレクターやメインスタッフなら、兼業は物理的に難しい。だが、殆ど終わりかけているラインへの、軽いヘルプやチェック作業なら、そんな大したことではない。というか、呼吸するかのように、さりげなくこなせないのでは、問題だ。 大きいゲーム会社ならいざ知らず、うちらのような規模では当たり前の事だ。文句は言うまい。 我輩自身、反省しよう。 それにゲームを作る仕事は、やはり楽しい。 変化を楽しもう。 ハプニングを楽しもう。 “辛い”も“幸せ”に、似ているしな。
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