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成田空港に行くことはあっても、成田駅で降りたことはなかった(…と、書いていて降りたことがあったのを思い出した。1987年に初めて成田空港に行ったときは、京成の成田駅で降りて、そこからバスに乗った記憶がある。バス降りて露天のテントでパスポートチェックを受けたんだった。) ひょんなことから成田空港周辺に一泊することになり、チェックアウト後に少し時間があるので、成田山詣でをすることにした。 昨夜は、ホテルの部屋で作ったカップ麺をすすっていたら窓から花火大会の大きな花火がよく見えて、とても得した気分だった。 朝お茶とバナナだけで朝食を済ませて、8時半ごろ成田駅到着。そこから成田山への参道を下る。思ったよりも風情のある町並みでびっくり。古い漢方薬屋さんとか、竹細工屋さんとか古い商店が軒を並べていて、気分は旅人。とりあえずソフトクリームを食べる。それから名物のにんにくみそを買う。そういえば、やたらと蒲焼の看板が目立つ。印旛沼の鰻だとか。お昼は蒲焼にしよう。 境内に上っていくと、団十郎のなにやらなどがある。そういえば、団十郎がここで豆まきをしているのをテレビで見たことがある。団十郎は成田屋だしね。 境内はすごく広い。山門も立派だし、五重塔もある。私達のほかにも観光している人がいる。本堂に入ると、ちょうどお勤めの時間で護摩をたいていたので、おとなしく座らせてもらった。お勤めが終わって、もっと奥のほうに行くと、奥の院というこれまた霊験あらたかそうな建物がある。さっきホテルで見かけた外国人夫婦も観光している。 もっと奥に行くと、平和大塔という新しい建物があった。昭和59年竣工だという。電車からみえるのはたぶんこれだ。成田空港のオープンを機に建てたのだろうか、いい看板として機能していると思う。 成田空港を使う人は一回ぐらい成田山を観光したほうがいいと思う。これだけのものを見ないでおくのはもったいない気がする。 その後、時代劇のロケに使えそうな竹やぶの脇の細い道を抜けて、住宅街を抜けると、ジャスコが見えてきた。ジャスコで少し買い物。ジャスコも外国人が多い。 ジャスコから駅まで路線バスで戻って、再び門前へ。店先でにょろにょろと鰻をさばいているお店でうな重を食す。靴を持って大きな座敷に上がって、開け放した窓からひんやりした風が入ってくるなかで、熱々のうな重をほおばる。うーむ。幸せ。肝吸いもうまし。 竹細工さんに寄って、へちまを買う。へちまはあかすりをしてももちろんいいが、夏の帯枕にすると涼しくていいらしい。帯枕にちょうどよさそうなのを1本、480円なり。 ジャスコ、成田山、国際空港。外国に行くのも便利で、日本情緒豊かで、何でも買えて、成田はお得でっせ。 参考サイト: 大本山 成田山 http://www.naritasan.or.jp/index2.html
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