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ここ数日、夫が遅く帰ってきては早く出て行くのでやや睡眠不足気味。 といっても、他の人に比べるとたっぷりは寝ているのだが、根がヘタレなので眠くて仕方がない。陽気も春めいてきたので、余計に眠い。 今日は終点まで30分近く電車に乗る予定だったので、寝る気まんまんで端の席に陣取る。途中何回かうっすら目が覚めたが、もう10分寝るつもりのところで車掌さんに「終点です」と起こされた。途中駅どまりだと気づかずに乗ってしまっていたらしい。周囲には誰もいない。乗客は誰も起こしてくれなかったのだな。 朦朧と次の電車を待って乗る。次も座れて終点まで。またも車内で寝込んでいる人がいて、いったんやり過ごしたが先ほどの悔しさを思い出して「終点ですよ」と声をかけて降りた。 駅を出て大通りを歩いていると、まぶしいぐらいに天気がいい。空気がきらきらと輝いている気がする。高い建物の切れ目でそこだけ空がひらけている箇所に差し掛かった頃、信号の停止線を少しオーバーして停まったバスの運転席の窓がするするとあいて、若い運転手が顔を覗かせて空を見上げていた。
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