WELLA DiaryINDEX|past|will
数日前から東京近辺をさまよっていたネットなお友達みんみんさんのお召しにより、同じくお召しに応じたtenkoさんと三人で銀座でお茶。待ち合わせは角の本屋さんだったのだが、地下鉄の出口から思い切り方向を間違えてコの字に遠回りして遅刻。ぜいぜい。特にお店にあてがないというので、電□男で一躍オタな方々にも有名になったべ/アのティールームへ。初めにM屋百貨店に行くがソレらしきものはなく、入り口の総合案内に聞いてみようとしたが、もしやと思ってM坂屋百貨店に行ってみるとそっちにあった。総合案内に聞かなくてよかったーといいつつ、多分M屋で聞いてもM坂屋ですと答えてくれたと思うよ。 べノアのティールームは初めて入ったが、デパート内の喫茶店にしては落ち着いていていい雰囲気。しかしここにオタクな人たちが、エル×スのイメージを追い求めて三々五々紅茶を飲みに集っていたのかと思うとおかしい。フルーツが添えられたスコーンに紅茶のセットを頼む。お目当ての紅茶はダージリンを選ぶ。三人席と思しき、椅子が三つおかれた丸テーブルに座ったのだが、椅子の一つは荷物用らしい。われわれも荷物用に一つ椅子を運んできてもらったが、いかんせんテーブルが狭くてポットやらさし湯やらお冷やらスコーンやらの置く場所を工面するのにかなりてこずる。運ばれてきた熱々のポットを砂時計が落ちるまでじっと待ち、あちっちと言いながらカップに注いで飲む。ふむー。家でダージリンを淹れると妙に硬い、ペラりとした味になってしまうのだが、ほほー、ここのは香りも柔らかく華やかでおいしい。 みんみんさんとお会いするのは去年の暮れに北陸に行って以来で、tenkoさんとも去年のとりならべ以来なので、3ヶ月ぶりぐらいか。まったりと楽しみながら近況とか花粉症とかもろもろお話して、みんみんさんの次のイベントにお相伴して、銀座のギャラリーで開かれている小さな展示を見に行く。こじんまりと温度が伝わってくる、ほっこりとした展示だった。しかし毎度の事ながら、都内にへばりつくように生きている私たちより、みんみんさんのほうがよほど軽やかに東京を楽しんでいるなぁと思う。刺激的。みんみんさんとお別れして、帰路へ。 途中下車して、日曜日に目をつけていたトートバッグを購入。すっかり機嫌がよくなったので、夫の好物のモンブランでも買って帰ろうかとケーキ売り場を覗くと、あいにくホールのしかなかったので、それを買うことにする(つまり自動的に私もモンブランを食べるということやね)。世間ではホールのケーキを買う=お誕生日という図式があるらしい。店員さんに「お誕生日ですか?」と聞かれたので、そういえばもうすぐ夫の誕生日だったと思って出来心で「はい」と答えると、チョコプレートに名前を入れてくれるという。わは。せっかくなので「○○ちゃん」といれてもらうことにして、ろうそくもつけてもらった。 みんみんさんの携帯電話を見てやっぱり新型が欲しくなったので、機種変更することにする。とりあえず入荷待ち。いつ入荷するかわからないが、入ったらこっそり教えてくれるらしい。楽しみ。帰り道に、お寺の境内でライトアップされた枝垂桜とソメイヨシノを見かける。夕闇に照らされて幻想的。
|