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非常勤先Iに成績表を出しに行く。ついでにシラバスを提出。シラバスは返信用封筒が同封されていたのだが使わなかったので、返却すると「わざわざすみません」といわれた。ほんとだよな。この80円を横領して他の用途に使うことも出来たのに。まあ、何かいいことがあるでしょう。 キャンパス内にある教職員食堂で昼ごはんを食べようとよろよろと近づいていくと、ちょうど閉店したところだった。2時まで大丈夫と思っていたら、1時半ラストオーダーなので、最後の客が出たところで自動的に閉店になるらしい。がっくり。仕方ないのでしばらくPCルームで作業をして、ついでに近所の食事どころなど探すがたいてい2時閉店。うろうろしているうちに3時近くになってしまったので半分あきらめて駅のほうに向かうと比較的新しく出来た中華料理店がまだ営業していて、そこに滑り込んで本日の昼定食を頼む。メインがハチノスと牛肉の炒め物で、サラダ、ご飯、スープ、デザートがつく。間口から想像するより店内は広くて、中華料理店らしからぬすっきりした内装(たとえて言うなら狭い幸楽のような…)で、壁にシャガールのリトグラフが何枚かかかっている。料理がはこばれてくると、サラダのマヨネーズは自家製だし、メインは熱々ながら牛肉もハチノスもやわらかく、野菜はしゃきしゃきしている。どれも香りがよくておいしかった。メインが載っていたお皿が新しいお店にしては使いこんだ感じで、店の名前も入っている。以前たまたま夫とこの前を通ったときに、別のところに同じ名前の店があるといっていたので、移転してきたのか聞いてみると、実はその店の息子で、お金をためてのれん分けしてもらったのだという。おいしいし値段は手ごろだし、また来ますといって店を出た。 思わぬめぐり合わせにホクホクしながらいったん家に帰り、夜は以前勤めていた会社の同期会。バブル期の金融機関のシステム部門らしく同期は多く、新卒で同じ部署に配属された女性に合併で増えた人を足して全部で31人いるのだが、今でも会社に残っているのは12人。今度、子会社に全員転籍することになったので、その前に久々に集まろうということになったらしい。急に声をかけた割りには集まりがよくて、私をいれて10人が顔をそろえた。独身の人も結構いて、歩留まりいいよねーとかいいながら、大いに飲みかつ食う。新人研修のときに戻ったようにゲラゲラ笑ったり、周りに負けじと大きな声でてんでに話す。人数が多いとあまり結束は固くなくて、個々のグループに分かれる感じになり、今まで同期会をやったのは数えるほどだったのだが、今までやった同期会の中で一番楽しかった。それぞれ会社の冷たい仕打ちに合ったりして、常に先行き不安、不満を言い出せばきりがないような生活を送ったりしているのだが、それすらもうまく御している感じ。いい意味でみんなずぶとくなったなぁと思う。 同期会をすると聞いた管理部門の人が、新卒当時の証明写真を何人か分もたせてくれて、私ももらった。1年目〜3年目までの写真で、どれも眉毛が太くて髪はソバージュで広がっている。時代を感じるわね〜などと笑い飛ばしつつもしみじみした。
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