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2005年01月18日(火) 防災意識高まり週間。

今日はデパートと家電量販店をはしごして、防災用品の下見と何点か購入。このデパートの防災用品売り場は、1階の案内係に訊いたところ、漆器などをおいてある家庭用品コーナーの一部にあるといわれた。行ってみると棚1段分しかなくて、びっくりするほど品数が少ない。防災頭巾と台所用のスプレータイプの消火器とか、給水バッグとかそんなもの。「百貨店」じゃないなぁ。ディスカウントショップに行けばいろいろと安く手に入るんだろうけど。でも、友の会のカードを持っているのでできるだけそこでそろえたいという事情も。
とりあえず、防災ブランケット(NASA製。身体を包み込んで体温調節できる銀色のシート)、たためる給水用バッグ、ホイッスル(人の耳に一番大きく響く音がでるという。試してみたら、うるさい、うるさい)をここでは購入。それと同時にグラスとかフランス製鍋つかみとか、明らかに趣味的なものも買ってしまうこの平和ボケ。はじめ防災ブランケットは1個しかなくて、同じものをもう一つ欲しいといったら、おとりよせになりますがよろしいですか?との答え。ええ、それまでに災害が来なければいつでもいいんです。結局在庫が1つ見つかったが、急ぐなら隣接しているDIYの店に行ったほうがいいといわれる。
こちらは防災用具売り場を新設していて、新聞などでも紹介されているので、DIYとは無縁のお年寄りなどで大賑わい。携帯トイレの包みを両手で持ってニコニコ顔のご婦人方や、母親に命じられて家具転倒防止器具をまとめ買いする青年などの姿が見られる。売り場の人も質問攻めになるわ、陳列物はすぐに売れるわで、プチ・パニック状態。ここでは市場調査だけで実際には購入せず。都市災害用のセットも売っていて、それはそれで効率よく収められているのだろうが、それらを参考にしつつも自分で一つ一つ検討しながらそろえて行きたいという気持ちがある。たとえば災害時に、あの有名なドロップなどはともかく、普段食べないみかんの缶詰が食べたいだろうか?五目御飯が食べたいだろうか?賞味期限切れになって平時にそれを食べることを考えると、防災用品に含まれているからといって鵜呑みにはできないと思う。といいつつ、防災用品は大人向けばかりなので、こういうときに一番気の毒な思いをする子供用の防災用品はちょっとヒントになるかもしれない。http://www.rakuten.co.jp/catherine/533520/611315/#613777
ついで、家電量販店に移動して、ここでは単四電池1本で使える小型懐中電灯をたまったポイントで購入。これは帰宅難民用。本当はLEDがいいけれどLEDのものはちょっと高い。携帯のストラップにつけられる可愛いのを探したのだが、可愛いのはキテ○ちゃんのしかないので却下(スヌ一ピーだったら即座に買いだ)。防犯ブザーも買って、先日買った充電型ラジオも親世帯用に追加で買った。
帰宅難民用と避難持出用と自宅待機用に分けて、最重要備品と余裕があったらより便利な備品とを、もらってきたカタログで検討してみよう。マンションに住んでいるので、自宅用には簡易トイレも欲しい。
ぱんつの替えもいるよね。

で、私はそれほど生き残りたいと思っているのだろうか。多分、自分自身の死への恐怖よりも、自分が死ぬことによって周囲の人を悲しませたくないというほうが、動機としては大きいような気がする。何か手を打っておけば防げたものを、それを怠ってみすみす最悪の事態を迎えるということがいやなのだ。


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