WELLA
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2005年01月08日(土) わかっちゃいるけど…

非常勤先T仕事始め(かつ仕事終わり)。
学生による授業評価と自己評価をしてもらってその結果を読んで失笑するやら憤慨するやら、で、凹む。万人に受け入れられることはないと思うので、ある程度は割り切るしかないが、凹む。
常々私の授業運営方法としては、「厳しくわかりやすい指導、時にお茶目」、というのを売りにしているのだが(ほんとか)、初年度であるここでは、厳しさばかりが学生の印象に残った様子。
「厳しい先生で驚いた」とか「最初から最後までずっと厳しかった」とか、「いつも緊張した」とか、自分のことは棚に上げて「この厳しい先生のもとで自分はよくがんばった」とかとかとか…。
ここの講義は、既存のカリキュラムを持っていたもう一人の非常勤講師との合同進行で(同じ内容を曜日を変えてやるという二本立て)、足並みをそろえる必要があったので、学生にあわせるよりもカリキュラムをこなすのが優先という面があった。その分学生に対しても、こちらにも混乱や理解不足で余裕がなかったのは認めるが、そうかー、そんなに厳しかったのかー。この大学の皆さん、よっぽど今までぬるま湯につかっていたらしいですわ。一応知名度のあるとこなのに、もー(-"-)。
こういうのは、よくできる学生ほど授業に対する満足度が高くて自分に対する評価は低い。こちらが常々「この人、手抜きだなー」とか「説明全然聞いてないなー」と思っている学生が、案外その逆。そして押しなべて自分に甘い。しかし、さぼっていたのではなく、本人は精一杯だったのだろうか。しかしあれが精一杯と思えるとはそもそも考えが相容れないのか。それとも本当にこちらが考えている以上に理解能力が低いのだろうか。
学生に評価をさせてそれで凹むのがいやなら、一方通行の講義にしてアンケートを取らないように、学生の口を封じてしまえば済む話で、これはぐちにしかならないが。
それにしてもなー(-"-)。


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