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フランス語試験前半終了。 今日は「話す」力を見るテストで、自分の番のときだけ行ってあとの授業はなし。昨日作った作文をぎりぎりまで暗記すべくぶつぶつ言っていたのだが、山は全然はずれ(もったいないからいつか使おう)。いくつか提示されたテーマのうち一つ選んで、辞書をみながら10分間準備をして残りの10分話すというもの。私は「過去に見た映画について」と「日本の過去と現在の比較」という二つのうち「日本の過去と現在の比較」について話す。最近頭が幕末なので100年ちょっと前と今の比較を話す。昔は歩いて移動していて、ヒコーキも電車もなくて、鎖国をしていて、外国行きは難しくて、日本に外国人は少なくて、人々は外国人を恐れていたけど、今はヒコーキや電車を使って旅行するし、たくさんの人が外国旅行するし、日本に住んでいる外国人もたくさんいる、という話をしたら、1分で終わり。それから先生がいろいろと誘導質問をしてくれて、キモノをきて、ハカマを履いて、ハカマというのはすごく大きなパンタロンのようなもので、ハカマはサムライしか履いてなくて、サムライ以外に商人とか農民とかいて、農民は野菜や米を作ったり、海や川で魚を釣ったり、山に入って火をおこす用の枝を取ったりした。農民はハカマは履いてなくて、短いキモノを着て、わらじを履いていて、わらじはわらで作ったサンダルで、学校に通っていた子供はたくさんいなくて、一般的に学校に行くのはサムライの子供で、学校の先生はサムライかお坊さんで(僧という単語は教えてもらった)、農民の子供は親を手伝わなくてはならなかったので、学校にはいってなかった。というような話をする。普段教室で無口な私がまあ絶句せずにそこそこ話し続けたので、先生としては期待以上だったのではないか、と想像(内容は事実誤認だらけだろう)。山は外れたけれど、作文して直前までぶつぶつ言い続けたのもよく作用したようだ。 地下鉄に乗って帰る途中、携帯メールで大学の同期の男性@求職中がたまたますぐ上(笑)にいることがわかり、2駅戻って一緒にお昼を食べた。幕末と今を比較するまでもなく、ここ数年で世の中ほんとに変わったよねえ。
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