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非常勤先などではネットに接続したPCが使えるので、授業の準備作業などのときはイヤホンをPCにずっと聞いている。ケース入りのイヤホンは、USBフラッシュメモリや評価印とともに、ペンケース内の三種の神器である。たいていBBCのClassicFMを聞く。一応おじさんのDJが入って、解説したり感想を述べたりするのだが、ほれぼれするような曲のときは、ため息混じりに一言"Lovely!"便利な言葉だ。ニュースも入るので、イギリス独特の発音や、ニュース担当者との英語での掛け合いも勉強になる。時差があるので、こちらの夕方ぐらいにはあちらは朝。その時間帯は"Very Good Morning!"が連発され、さわやかな音楽番組の様子を呈していて、通勤による交通渋滞の情報にも詳しくなれる(←不要)。 じゃあ家でもPCでClassicFMを家でも聞いているかというと、そうでもない。何を隠そう(隠してないけど)、うちにはインターネットラジオ専用機がある。5つのお気に入りボタンにそれぞれ番組を登録でき、ワンタッチで切り替えることができる。が、使い勝手がいまいち。インターネットラジオであるからして、URLを登録するのだが、直接文字を入れられないんですよ、奥さん。仕方ないので予め登録されている番組のリストから選ぶか、製造元のサイトにアクセスして、そこに自分のIDパスワードを入力してお気に入りを登録するとかしなくちゃいけない。そこまでするなら、せめてコードでラジオと携帯電話をつないで、携帯電話をキー入力装置代わりにしてURLをぽちぽち打てるようにして欲しい。というわけで大好きなClassicFMも未登録。 使い勝手の悪さのせいで最近ずっと触っていなかったが、この間、久々に聞いてみた。お気に入りに登録されている番組を聞こうとしたら、2つもDNSエラーになる!仕方ないので新しい番組を探す。フランス語の番組を2つ見つけたが、どちらもいまひとつデータ転送がよろしくなく、ぶちぶちと切れる。新たに1つクラシック音楽をやっている日本の番組をみつけて登録する。新しいクラシック番組はレコード会社がやっているらしく、なかなか好みの曲がかかるのだが、1時間に1度ぐらい「こちらは○○がお送りする××です」のように、まるで防災センターのアナウンスのような日本語が流れるので、びくっとする。急に言葉が飛び込んでくるというか、現実に引き戻されるというか、聞き流せない。 それを考えると、ClassicFMの英語はかなり聞き流していて、特に耳に残った響きだけを言葉に変換して脳内で理解しているようだ。フランス語はよほどのことがないと、耳に残らない。それに比べると日本語はせき髄で理解している感じだ。まだまだ道は遠い。 Classic FM(BBC) http://www.classicfm.com/ Listen and Surf http://audio.musicradio.com/ Classical Live Online Radio http://classicalwebcast.com/index.html
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