WELLA
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2004年11月03日(水) learn by heart

朝ゆっくり起きて、お昼近くに朝ごはんを食べ、夕方夜ご飯を食べる。
夫は書類つくりのために、一日中PCに向かっている。外はこんなにいい天気なのにねぇ。仕方がないので私もPCに向かう。

フランス語の動詞活用を今までサボっていた分きっちりつけが回ってきたので、まとめてぎゅうぎゅう覚えることにする。とりあえず市販の単語活用表の冊子にポストイットを貼ったり色を塗り分けたり。単語帳をきちんと作る人もいるが、ああいうのはどうも時間の無駄に思えてしまう。手を動かす分覚えるというのも真実だと思うけれど。

ノートや本を見るだけで全部覚えてしまうという人がいる。私はそういう人を2人知っている。一人は高校の同級生で、もう一人は非常勤先Lにいる教授。当然すごく頭がいい。試験前に自分のノートをじっくり見て、まるでスキャンしたように覚えてしまうというのだ。そして試験のときは頭の中のノートをぱらぱらとめくってそこに書いてあることをただ書き写すだけなのだという。頭の中にノート持込可なのである。もともと頭がいいので、ノートの取り方も要点をついているのだろう。
高校の同級生のほうは席が隣同士だったので、実際にその*勉強*の様子を見ていた。ドイツからの帰国子女で、入試もドイツ語で受けるんだといって、英語の時間に内職でドイツ語を勉強したりしていた。すごくリラックスした様子で頬杖をついてノートを眺めている。それだけで覚えてしまうといっていた。さっさと推薦で一流私大に進んだが、塾に通ったりもせず、スポーツ系の運動部に入ってバリバリやっていたし、がり勉をしている風でもなく本当に頭がいいんだと思った。
聞いた話では間接的な知り合いの人もそうらしい。都合三人だが、三人とも女性だ。女性は空間認知が得意だというが、ノートを丸ごと覚えてしまうのもそうだろうか。たまたま私が同性の話を聞く機会があったせいかもしれない。自分はどうかというと、これに近いことだと「教科書の右下の脚注にあった…」ぐらいのことは出来たが、肝心の中身を思い出せないことが多かったし、しかもノートの取り方が下手なので多分同じ勉強法は出来なかっただろう。結局ぶつぶついったり手を動かしたりして身体で覚えるしかない。

書類をやっつけた夫は19時半にクラッカーをつまみに、ワインを飲み始め、20時に寝てしまった。いいのかそれで。


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