WELLA
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2004年11月04日(木) 「そんなとき あの人の声が聞こえた」

フランス語。
暗誦は暗礁に乗り上げず。先生の話を聞き流していいところと、ちゃんと聞くべきところをを割り切れるようになってきた。発音練習をたくさんする。発音は専門クラスを取っていたので、発音練習になると、他の人たちよりちょっと余裕がある。身体が慣れてきたのか、掲示板でみんなで励ましあったのが良かったのか、クラスが終わってもぐったりしなくなってきた。そろそろ来期のクラスを考える時期になってきたが、どうしようかな。
みんなでお昼。食堂のカーテンを全部閉めてある。秋になって太陽が斜めに入り込むようになったのに、日差しが強くて暑い。こういう日を小春日和というのかという話をしていたらジャパネットた○たの電子辞書のCMの話になった。 「『小春日和』は春の天気ではありません」 「若干を『わかせん』と読みましたね。母は恥をかきました」というアレ。何のコマーシャルだっけ?面白いよね、わははははとひとしきり笑って話題は次へ。長いこと海外生活をしているというマダム(初対面)が立て板に水でぺらぺらとしゃべっている。他の人が言うには、日本語の発音がすこし甘いところがあるらしく、長い生活のせいでちょっと日本語が…?といわれて「私、前から日本語変なんです」といいながらとどまるところなく話をしていた。これからどのクラスに進むかという話になって彼女曰く、「ええ、ゴジョウがある方はいいと思うんですけどね、そうでない方はなかなか難しいと思うんですよ」「やっぱりね、ゴジョウが…」
あいまいにうなずきながら、ゴジョウって何だろうとずっと考える。彼女の話し方は揺るぎがなく、確信を持ってゴジョウといっている。えーと、文脈から判断して、たぶんこれはボキャブラリーだ。ボキャブラリーは日本語で語彙だ。ゴは語だろう。彙をジョウと読んでいるらしい。ジョウと読む漢字は、畳か襄か。多分畳だろう。似てなくもない。一度も発話したことが無かったのか、いつもこの揺るぎの無い話し方で誰もつっこまなかったのか、いずれにしても私も何もいえなかった。

そんなとき あの人の声が聞こえた
「ジャパネットた○たがお薦めする電子辞書」

買いなさい 必ず買いなさい
それから 河童の川流れは 楽しそうに遊ぶ様子のことではありません


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