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週末は心を入れ替えてフランス語との宿題と予復習にかなり時間を割いた。 で、今日はその成果を試すべくフランス語教室。はじめにみんなで暗誦をして、当てられても取り乱さず。それから宿題の答え合わせ。順番に答えていくのだが、辞書と活用表と首っ引きでやったので、問題なし(でもどうしてこの答えを書いたのかすでに忘却の彼方の部分多々あり)。人称を間違えるとか、書いてある単語が抜けてるとかところどころお粗末なミスがあるものの、間違えたところは当たらなかったのも良かった。先生大満足。クラスで一番よくできる若い子は、教室に入るなり「宿題あったっけ?」とか言ってみんなぶっ飛んでいたが、彼女は当然すらすらと答え、他の人の間違いまで指摘していた。ぱちぱち。 新しい構文を習う。先生が文章を読み上げてそれを言い換えるのだが、聞き取りが出来なくて、答えられずに石になる。固まっていると先生が文章を板書してくれた。こうすればするする答えられるのになぁ。聞き取りができないっていうか、聞くだけでは文章が頭に残らないので、構文解析できないのだ。ま、結局そんなものよ。付け焼刃の馬脚を露す。 昼食は、いつものメンバーは大半が直帰したらしく、大学生の子と二人で食べる。ちょっと進路の話に水を向けたら、やぶへびだったらしくヘビーに話し込んでしまう。彼女は院試浪人が決定して、来年はとりあえずがんばってそれでもダメなら就職を考えているというのだが、どうしてもやりたい研究があるから院に進むというのでもないらしい。将来出産や子育てで仕事を中断してもまた再開できるような専門性の高い職につきたいのだという。親の価値観をそのまま押し付けられたような感じで、周囲とのしがらみもあってその進路を選んでいるらしい。二言目には30歳までになんとかしたい、というのも親の影響で思い描いている設計図のような印象を受ける。すでに彼女自身その無理な設定に気づいて壁に当たっているのだろう。専門性も結構だけど、中断している間に業界の動きや進歩についていけなくなる可能性もあって諸刃の剣だし、まったく同じ仕事をし続ける必要もなくて、結婚や出産や転居をきっかけに、職種や働き方を柔軟に変えている人もたくさんいる。いずれにしても、世に出るためには常にアンテナを張っておかないといけないなどど、ちょっと人生訓を垂れてみた。こちらは馬脚を露す前に話を切り上げる。 帰りのバスは、いったい誰に席を譲ればいいんだ!?というほど老人だらけ。あと10年もしたら、団塊の世代が70代になって日常がこんな風景になるだろう。
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