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NEOさんの日記に2000年は閏年だったっけ?という記述があって、そういえば4年に一度の閏年も、100で割り切れると何とかというのがあったな、と思って検索してみた。検索キーワードは「うるう年 100 4」でこういうことらしい。⇒http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;214019 文章を読んでもあんまりぴんとこなかったので、紙とエンピツでフローチャートにしてみた。ふーん。このぐらいの単純さだと図にしてもあんまり意味がなかった。そういえば、昨日で25回目の誕生日だというおばあちゃん(つまり実年齢百歳)がテレビに出ていたが、2000年の閏年は例外中の例外なので、生まれ年によっては実年齢百歳でも誕生日が24回しかなかったりするわけか。 午前中のたのたとフランス語の勉強をしていると、チャイムの音が。インタホンの向こうで郵便屋さんが「あのー郵便物が届いていらっしゃるんですが、大きくてポストに入らないので今戸口までお届けします」と言う。わざわざすみません、と言おうと思いながらドアを開けると、伏目がちな郵便屋さんが、すみません、すみませんと恐縮しながら荷物を差し出して去っていった。いや、それは私の台詞ですってば。 テレビを見ながらお昼ごはん。適当にチャンネルを回していると、教育テレビで茶懐石をやっていた。実際の茶懐石の場面を見ながら、その流派のえらいおじさんが解説して、着物姿の若いおねーちゃんが台本どおりに質問するといういかにもNHKらしい番組である。解説者の前にも懐石の盆がしつらえてあって、飯椀と汁椀、そして向付が載っている。ご飯は炊き立てをかきまぜずに上澄みの部分を一口分よそうのだという。これはいち早く炊き立てを召し上がっていただきたいという亭主のはやる心を表しているらしい。お香典の表書きの墨が薄いのと同じ「取るものもとりあえず感」とでもいうのだろうか。早速いただきましょう、とか言いながら実際に食すわけだが、このおねーちゃん、お箸の先が上向いててかなりあぶない感じ。 「先生、こちらがご飯とおしるですね」いや、確かに「汁」とは書いてあるけれど「おしる」ってなんか変、と思っていたら、解説者はさりげなく「ええ、ご飯とおつゆですね」と言い直す。なぜ「汁」がいけないのか国語的には良くわからないのだが、「御味噌汁」より「御御御付け」の方が語感がいいように、汁ではなくおつゆというほうがしっくりくる。 そういえば、「つゆ」という言葉を使わない人が最近増えてきたように思う。「つゆ」という言葉はとても美しい響きがあると思うのだが、使わないとはもったいない。そばつゆ、めんつゆの「つゆ」を「つゆ」といわず「タレ」と言う。タレというのは、もっと粘度の高いものに使うのではないか。ソースをタレという人も案外多い。そのうち、「そばのソース」とか言い出すんではなかろうか、と思いながら画面を見ていると、先ほどのおねーちゃんが、炊き立ての上澄みのご飯を一口食べてこう言った。「うん、なんかアルデンテですね」 それから別の番組で貸しワインセラーが話題になっていて、取扱店の店員がインタビューに答えて「長期間ワインを預かっていただいているお客様もいます」といっていた。誰が誰に預けてるんだ?
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