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2003年12月16日(火) 低空飛行

フランス語教室今期終了。
この間の進級試験の結果が返される。先生からは前回すでに、個人差はあるが全員合格と言われていたので、みんなリラックスして結果を受け取る。試験の結果は一人だけが優秀賞をもらった。例のいつでも褒めてもらいたい自己主張の強いマダムは、優秀賞にあと数ポイント足りなかったらしい。さかんに優秀賞にあと一歩だったことへの言及をしていた。それ以外の場面でも、「私が一番初めに気がついたの」とか「(非英語話者の英語を聞いたときに)文法的な誤りは私にはわかるのよ」とか、常に「よくできる自分」をアピールしていて、いったい彼女をそこまで追い立てているものは何なのかかといぶかしく思う。彼女はそうやって頑張って、頑張った自分をアピールしながら、このままずっと気を抜かずに生きていくのだろう。
私の成績は、前回の試験の時はほとんど勉強していなかったせいもあり、今回の方が少しポイントがあがったが、相変わらず中の上の域を出ない。子供の頃からどの集団にいても常に中の上もしくは上の下に位置していたので、多分本能的にその程度にいけるぐらいまでしか勉強がすすまないのだろう。が、低空飛行ながらこのまま次へすすむと、今年度末には一応基本的な会話はできるようになる予定である。楽しみ。
今期だけ同じクラスで勉強していたマドモアゼルが1月からフランス留学するので、お別れのプレゼントとして全員分のガトーショコラを作ってきてくれた。お料理の腕前はセミプロだそうで、大変に美味。それから来期は違うクラスに行くつもりの人が作ったカードを一人一人に配ってくれた。彼女は本職のイラストレータ。まあいろいろな才能の人がいるものである。


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