WELLA
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2003年11月22日(土) being behind

土曜日だと言うのに夫は出勤なので、今日は丸々あたしの時間♪である。
もうすぐフランス語の進級テストがあるので、ばりばり勉強しちゃうぞー!と張り切っていたのだが、夫を送り出してとりあえずまったり。いやいやこれじゃいけないと思いつつ、机の上に勉強道具をならべてみるが、なぜ勉強を始めようと思えば思うほど、どんどん部屋が片付いていってしまうのでせう…(涙)。
しかし、なんでここで現実逃避してしまうのか。大体フランス語なんて誰に頼まれて勉強しているわけでもないのに、おかしなことである。今度こそ机に向かうと空腹に気付く。虫養いに少し食べると眠くなってくる。昼寝して、コーヒーを飲みながらテレビをつけると、今度やる「流転の王妃」の番組宣伝特別番組をやっていた。夫妻の生い立ちから幾多の苦難や悲劇などを、現存する友人や知人へのインタビューも交えて、ドキュメンタリータッチにしてある。ティッシュで涙をぬぐいつつ見いってしまう。でも本放送は見ない気がする。
夜、丁BSで、「やせの大食い」はなぜ食べられるのか、なぜ太らないのかという謎に迫った番組を見る。数年前テレビの大食い競争の常連だった男女計三人が出てきて実験を行う。「普通にお腹が一杯になるまでカレーを食べてください」といわれて食べ始めるのだが、途中、腹八分目になったあたりからカレーに大量の唐辛子を足したり、砂糖を摂取したりしながらさらに食べ進める。どうも「普通にお腹がいっぱいなる」の食事の量では足りないらしい。食事後体重が5キロ前後も増えるほど食べる。その時点でレントゲンを撮ると胴体部分がほとんど胃に見えるほど、胃が膨らんでいる。太っている人は脂肪が邪魔をしてそれほど広がらないらしい。これがやせの大食いたるゆえんである。しかも3人とも、食事が終わって1時間以内にトイレに行き、その後ほとんど食べた分と同じ重さだけ減っている。代謝がいいというレベルではない。食べたものがそのまま出てしまうに近く、食べた分がほとんど身にならないのだ。
もっと驚くことに、彼らが腹八分目以降に摂取した唐辛子や砂糖は胃腸の蠕動運動を活発にしたり、血糖値を上げてどんどん食べ物を小腸に送り出したりする働きがあるという。彼らは自分の"嗜好"としてそれらを摂取しているのつもりなのだが、実は身体がそれらを欲しているらしい。誰に教えてもらったのでもなく、本能の働きによるものなのだろう。うむー脳の神秘である。


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