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13時前に外出。やや利用頻度の低いターミナル駅までバスで出て、そこから徒歩か地下鉄で一駅のところにある場所に14時までにつくつもりで家を出た。が、途中で渋滞に巻き込まれてスタックし、このままでは間に合わない事態に。丁度そっち方面へ地下鉄が乗り入れている私鉄駅の近くだったので、思いきってそこでバスを降りて私鉄に乗り換え。しかし地下鉄に乗り入れているような雰囲気は見えず、つらつら考えるに乗り入れの地下鉄は一駅手前から分岐するらしい。泣く泣く一駅分反対方向に乗り、始発の電車に乗る。結局3分ぐらい遅れる。家に帰ってから地図を見ると、さっき乗り換えた駅から商店街をもう少し進むと、分岐したほうの地下鉄の駅があることが判明。ここから乗るとターミナル駅をスキップして5分で目的地に着くことがわかった。力が抜ける。へにょ。なんか5分以上ロスした上に精神的ダメージも大きかったので、損した気分だが、まあ、これで一つおりこうさんになったということで。 天気がよく暖かいので、所用を済ませてから少し街をぶらつく。以前は住宅街だったあたりもずいぶんしゃれたお店が増えている。自宅近辺の寂れようとは裏腹である。日本は本当に不況なのかと思うが、これも地価が下がって開発が進んだと考えると、やはりデフレの影響もあるのだろう。ターミナル駅まで歩いてきて、そうだボジョレーヌーヴォーを買おう、と思い立つ。なんか今年のはフランスの猛暑のせいで例年にないよい出来らしい。"ボジョレーの帝王"が、150年に1度だと言ったとかいうサントリ一の電車の中吊り広告を読んだのだが、なんで150年という数字が出るんだろう。この人は150年前にボジョレーの新酒を飲んだのか?しかも同じくサントリーの広告によると、地味な地酒を世界的に名だたる品質に押し上げたのはこの"ボジョレーの帝王"らしいが、だったらボジョレーの味がよくなったのは、少なくともこの人が生まれて以来なのだから、なおさら150年に1度というのは…。あれは幻だったのだろうか。サントリ一のページを見てもそんなことは書いてないし。https://e-wine.suntory.co.jp/kaikin/index.html ま、そんなことはともかく、ボジョレーヌーヴォーである。この間slashさんがはじめてのボジョレーヌーヴォー体験の話を書いていて、「へぇ、slashさん飲んだことなかったんだー(^^)」と思っていたのだが、考えてみたら私も飲んだことがなかった。初物をありがたがるたちではないし、数ヶ月待てば船便のヌーヴォーがもっと安く買える、などという風聞により手を出したことがなかったらしい。というわけで今夜は初体験なのである。1軒目は売り切れ、2軒目は"ボジョレーの帝王"ではないメーカーのものが置いてあったのでハーフボトルを買う。ラベルの絵はジミ一大西が描いたそうだ。ワインを買って、ついでにクリスマスカードを数枚購入。なんか西洋かぶれな年中行事にはまっている。 ターミナル駅からバスに乗ろうとするが、渋滞しているらしく全然来ない。長蛇の列の中、おとなしくじっと待っていると「五臓六腑おねがいしまーす。」というスピーカーの音声が耳に飛び込んできた。何事?と思ってよく聞くとそれは献血ルーム方面からで、「けんっけつにーぃ、ごきょうりょっくーっ、おねがい、しまーっす」という連呼だった。
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