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2003年10月28日(火) 自己防衛が大事。

先月検診を受けた産婦人科に結果を聞きに行く。検診の時に特に問題はなかったようなので、結局1ヶ月もほったらかしてしまった。受付で名前を告げると程なくして封書を渡されて、「今回は特に異常はありませんでした。お大事に」といわれる。医師の説明というのはないらしく、拍子抜け。子宮がんの検査は一応超音波を使っていたが、乳がんの方はリンパ腺と乳房をささっと触診をしただけだったので、なんとなく不安が残る。
母方はがん家系で、祖父母も伯父もがんで亡くなっている。がんに備えて何か準備をしているか?と母に聞かれて「ちゃんとがん保険に入っているから大丈夫」などと答えていたのだが、母が言っていたのは予防の話だった。そういえば集団検診を受ける以外特になにもしていない。母も10年ほど前に乳がんの切除をしていて、その母が乳がんはマンモグラフィーを備えた専門のところで見てもらわないと自治体の斡旋の病・医院でも見落としがあるらしい、などと言い出していた。
それならちゃんとしたところで見てもらうか、と家に帰ってネットで調べてみると、最近新聞等で不安を煽られた人々が乳腺外科やマンモグラフィーを装備した医院に殺到していて大変なことになっているらしい。ネットでも「名医」情報が出回っていて、それを頼りに自覚症状もないままに(ないからこそ行くのだろうが)、多くの中高年女性が乳腺外科の門を叩くので、本来治療が必要な患者さんへの対応が遅れてしまうのだという。それを読んでたじろぐ。
自治体の検診が受けられるところでもマンモグラフィーを装備しているところが比較的家の近所に見つかった。ここなら歩いていけるし、来年はここに行こう。超巨乳だったら触診も一苦労だが、私の場合、乳房の面積も体積もかなり少なめなので触診でも大丈夫かとも思う。自己検診のやり方をきちんと覚えてこまめにチェックすること、おかしいと思ったらすぐに医師に相談してしかるべき検査を受けることが肝要かと思う。


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