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2003年10月18日(土) オタマゴチャカチャカ

実家の母は、産地直送の地鶏の卵を月2回業者から直接ダンボール箱で何十個単位で購入していて、それを近所の人や息のかかった人物に分けている。私達もその卵を食べているのだが、しばらく行かないでいたら前回配送分の卵も溜まっていて、ゆで卵にしなさい、と言われて10個もらってくる。
その日のうちに2つはかき玉汁で使ってしまい、翌日8個まとめてゆで卵にし、冷蔵庫に入れた。
新しい卵でゆで卵にすると薄皮が張り付いてなかなか殻がむけないが、古い卵だとあっという間である。朝食のパンに塗るために冷蔵庫ストックの中から2つ出して、軽くつぶしてちゃかちゃかとマヨネーズで和える。子供の頃から大好物だが、これは正式にはなんというのか。要はタマゴサンドに入っているアレなのだが、「タマゴサンドの中身」じゃないだろう。
母は子供じみた言葉を使うクセのある人で、ずっと「おタマゴちゃかちゃか」と呼んでいた。そう口に出してみると、実家で使っていた器でゆで卵ををつぶして混ぜるフォークの音までが聞こえてくるような気がするのだが、まさか世間でそう言っているはずがない。夫もこれが好きなので、多分子供の頃から家でも食べているだろう。義母はなんと呼んでいただろうか。

夫の答え:「ゆで卵を潰してマヨネーズで合えたの。」

…そうか。正しい。


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