WELLA
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2003年10月17日(金) 秋深く、不覚。

午前中から非常勤先Bへ。せっせと教材を印刷する。
プリントを配って授業を始めようと思ったら、全体まで回っていないという。枚数は多すぎるほどあるはずなのでどこかで止まっていないか声をかけたら、「あぁ、はい」といって、一番後ろの窓側に座っている女子学生が床からプリントを拾い上げて前に回し始めた。自分が最後だと思って、余ったと認識しているなら教卓まで戻してくれればいいのに、どこまでも不精な子である。このクラスは30人弱。少数派である女子の方が私語をしたり態度が悪い。
次のクラスは総勢5人。日本人学生は男女各1人で、あとは女子留学生である。前の時間とまったく同じカリキュラムで進めているのだが、こちらのほうが理解も早いし受講態度も真面目。私もこまめに目が配れるので圧倒的に進みが早い。その分知っておくと便利なTIPSなどを交えるが、時間があるからといってあまりにたくさんのことを詰め込むと消化不良を起こしそうなので、早めに切り上げることにする。終了チャイムの10分前に終わる心積もりで、質問に答えたりして教室を出たのがその5分後だった。早仕舞いしただけあって、通路も控え室もすいているなぁと思ったが、時間になってもチャイムが聞こえない。そもそも終業時間を10分間違えていたことに気付く。残りは宿題の演習だからまあいいか。不覚。
帰りはいつものケーキ屋さんに寄って栗の入ったケーキなど、いつもの無人野菜スタンドに寄って、葉つきにんじん、インゲンなど購入。農家の庭先には栗が落ちているし、芋ほりの案内パンフレットなどもあった。秋深し。


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