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牛乳を切らしていてしかも猛然とココアを飲みたくなったので、コンビニ@世界で一番我が家から近い店に寄った。私はついで買いをするタイプではないので、店に入ってまっすぐ牛乳をとって、まっすぐレジに向かった。が、レジ大混雑。レジの係りの人は二人いて、おばちゃん(オーナーの奥さんと思われる)は、おでんをよそっている(というあたりで、どのコンビニか限定されてくる)。それがまた「あんたおでん屋のおかみさんかい」と突っ込みたくなるような調子なのである。「これ、おいしいのよ、いれときます?はいはい、こっちもね、なかなかなのよ、はい、ひとつね」といった具合で、うしろはレジかごを持ったおばちゃん。こっちは見込みがなさそうなので、隣の若い子の方に並ぶ。と、こっちはなぜか赤い顔をしてあたふたしている。最前列の客が無理難題を言っているのかと思ったが、そうでもないらしい。最前列の客はあるタバコを買いたいのだが、それがレジ前のショーケースにはなく、奥にとりに行ったものの彼女が期待するほどは在庫がなかった、ということらしい。あーだこーだとやりとりがあって最初の客が勘定を済ませ、次の男性客は手にタバコ4箱もっていて、あっという間に勘定は終わり。次の女性は手ぶらだっと思ったらタバコのショーケースから2つ取り出してお買い上げ。コンビニでこんなにタバコの需要があるとは知らなかった私。そういえば、この近所にタバコ屋はなかったしな、と思ったところで一本裏の路地に小さなタバコやがあったのを思い出した。そこには自動販売機もあるのだが、やはりコンビニの便利さには負けてしまうのか。 そういえば、「ちょっとタバコ買ってくる」というのは、よくテレビなんかでわけありの男がその場から逃れるために使う方便だよな、と脈絡もなく思い出してみる。
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