WELLA
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2003年01月05日(日) 年末年始休おわり

なんだかんだでお正月休みもおわりである。休みに入る前はあれもしようこれもしようとおもっていたのに、例によってなにもしないまま終わってしまった。こんなことならラジオ体操とか計算ドリルでもやればよかった。
今回の年末年始の思い出は、ひたすら根菜を刻んだことと、2ちゃんの30代以上板の友達がいないスレを熱心に読んだことぐらいか。真面目ことを言えば、双方の両親のせまりくる老いの問題とか、自分自身の今後の身の振りかたとか、わりとマジに考えたぜ、ベイベーということもある。
いいかげん通常モードに入らなければならないので、12夜まるまる飾るつもりのクリスマスツリーも片付ける。朝天気がよかったので、マンションの屋上に上り、くっきりとした西の方の山肌などをながめる。富士山はあいにく見えなかったが、かなり空気が澄んでいる。部屋に戻ってきて、普段あまり使っていない部屋(別名:ダンボールの間)に日が差して気持ちよさそうなので、夫に今日はここで過ごそうと提案する。その前にメールを一通だけ打ちたい、とマシンを持ち込もうとするので、非日常を味わいたいのだからマシン持込禁止!と言い渡す。あとちょっとでいくね、というあてにならない約束を待ちつつ本を読み始めるが、待てど暮らせどこないのである。なんのことはない。奴はいつものようにダイニングテーブルでマシンをひろげ、あとちょっと、といいながら何通もメールを打ちつづけ、日差しはかげり、私の機嫌は悪くなり、うそつき呼ばわりをされることになる。いつものことである。けっ。
すっかり日常に戻ったダンボールの間に入ってきた夫は、マシンの代わりにマクラを持参し、そのまま昼寝突入。普段の生活で、私は牛年生まれの夫を放牧しているような錯覚にとらわれることがあるのだが、こうなってくると自宅で放し飼いしているようなものである。寝ている夫をよそにすっかり日常生活に覚醒し、お正月用食材のあまりで筑前煮を作ることにする。親の敵のように片っ端から根菜を乱切りにする。鶏肉とこんにゃくは切らしていたが、一昨日鶏肉の八幡巻きを作ったときの煮汁をなんとなく冷蔵庫に取っておいたので、そのままそれで煮ることにする。鶏肉が入っていないのにちゃんと鶏の味はする不思議な筑前煮のできあがり。あとでちゃんと買ってこよう。
メールチェックしていると遠方より「折り入ってお話があります」と携帯に電話。とんとん拍子とはいうが、あまりの展開の早さに言葉を失う。
夕方スポーツクラブへ。ボイラーが故障していてプールはつかえないんだと。私はプールの用意しかしてこなかったので、無駄足になる。昨日電話したはずですが、と窓口のオネーチャン。謝るそぶりも見せないので夫憤慨。私は怒る気力にもならず。もともとここのクラブは従業員の態度がなっとらんのだ。期待するほうが間違い。1000円とカギを夫から預かって、スーパーで買い物をしてから帰ることにする。必要なものは鶏肉、こんにゃく、たらこ、トイレットペーパー。買い物を始めてから1000円じゃ足りなかったような気がしてきたが、低価格のものを選んで、4品で消費税込み987円で上がり。なんか倹約が得意な主婦のようである。
夜、武蔵。初回はたるい展開。新之助は異相だと思う。


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