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昨夜の中島みゆきはさすがになにか尋常じゃないオーラを放っていて、そんじょそこらの「アーティスト」とは違うことを認識する。紅白は中島みゆきを狙いつつザッピングしながらなんとなく見ていたので、他の歌手なども見るが、ベテランはさすがに聞かせると思う。裏番組で夏メロ特集をやっていたが、聞くも痛々しい往年のベテラン歌手がちらほら出ていて、経験が長けりゃいいわけでもない残酷な現実を目の当たりにする。紅白のフィナーレは見ずにお風呂に入り、何事もなく年が明ける。我が家の窓は二重窓および内廊下なので、除夜の鐘は聞けず。わざわざ除夜の鐘を聞きに支度をして出かけるほど律儀でもないので、そのまま寝た。 翌日遅めに起きて、昨日までに作って保存容器に入れておいたものを一つ一つ角皿に並べる。やや虚しさが漂う。本当はいいお重が欲しいのだが、買うなら輪島塗が欲しいし、輪島塗は高いし手入れも大変かと思って今まで買わずにいる。軽くおとそを祝い、お雑煮を食べ、お年賀に「ひよこ」を持って夫の実家へ。夫の実家でもお重はなく、そこでもお雑煮を祝い、簡単なおせちを食べる。too much. 雪が降るという予報だったが、晴れ間が覗いてきた。義母が初詣に行きたそうにしていたので、出かけることにする。寒いのでちょっと遠くて歩いていけるところよりは、いっそ電車で行くようなところがいい、という話になる。義母は思うところあるらしく「水天宮」がいいというので、おとなしく従うことにする。地下鉄の水天宮駅を降りると、長蛇の列である。おなかの大きい人が目立つ。妊婦元気である。列の最後尾について、ぞろぞろと歩く。タレントのだれそれは四十何歳で出産したんだから大丈夫よなどと、義母に無邪気に励まされ、曖昧に笑って応える。お参りをして、とりあえず気も済んだようでよかった。 近くのホテルのラウンジでお茶をすることにする。お正月気分にあふれている。義母は機嫌がよく、ムリしてケーキセットを食べましょう。というのでムリしてスペシャルデザートを食べる。far too much.暗くならないうちに解散、帰宅。
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