WELLA
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2002年10月09日(水) 「すみません、すみません」

普段なまくらな生活をしているので、朝から晩までフル活動の日は消耗大。朝ごはん、朝仕事、昼食、午後仕事、夕方お茶、夜発音クラス。帰宅。これのどこが疲れるのか、といわれそうだが、それぞれに外向けの顔で、割と失敗が許されなかったりするので、緊張するのですよ、ええ。
夜、ぱぴちゃんと6分間だけ束の間デート。かなりボケ物質が身体中に蔓延していることを自覚して、凹む。むむむー。クラスが終わって「あー、もう私ダメだぁ」と嘆きながら身支度をして、席を立とうとすると隣の席の子@お肌すべすべが、「鏡忘れてますよ」と教えてくれた。発音の口の形を見るために机の上に立ててあった決して小さくはない鏡なのだ。もうダメぽ。
疲れたのでターミナル駅からバスで帰る。多分この時間だと電車+歩きより早いハズ。夫が帰っていなかったら(遅くなったらご飯は入らないと言っていたので)、ご飯食べないでこのまま寝ちゃおうかなぁ、と思っていたのだが、家に帰ると、夫がマッサージ椅子でゆんゆんしながら上目遣いに私を見て、「ご飯炊いておいたよ」といった。
仕方がないのでありがたく思いながら、昨日とどいた生協のおでんでも温めようと冷蔵庫を開けると、同じく生協宅配の秋刀魚が4尾。忘れてた。今日が賞味期限なので急遽秋刀魚の塩焼き。茗荷のおみおつけ。
WBSでヨーロッパの職人技を生かした企業特集を見ていて、ノーベル化学賞のニュースを知る。夫人が記者達に取り囲まれて「(よくわからないので)すみません」といったという記事を読んでちょっとほのぼのする。日本人の受賞が1年に2人かつ化学賞受賞は3年連続快挙だそう。日本人の「科学する心」が成熟し、世界から認められる時期にきた感がある。皮肉なことにここ数年の企業の研究部門のリストラや研究費の大幅カットなど、日本の科学研究がお先真っ暗な状況になりつつある。これらが改められるきっかけになればいいと思う。今後も日本人の受賞は期待される。


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