WELLA
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2002年09月25日(水) 始動開始。

東京に帰ってきていきなり始動開始。午後から職安の説明会でお昼前に庁舎へ。説明会に先立って、検索コーナーのパソコンで1件以上プリントアウトして会場に持参するように言われていたのだ。
上りのエレベータに乗ろうとしていると、いきなり向こうから来たおばさんが隣の下りエレベータの人に向かって「上?」と聞いている。中の人が「下ですよ」と答えると、「あ、そう。」といってちょうど到着したこちら側に乗り込んできた。乗るなり「〇階!」と入口そばの私に命令するオバサン。ま、私が行く階と同じだからいいんだけどね…ってアンタも職安行きかい!?と思ってマジマジ見てしまった。まさに歩く傍若無人である。
職安の受付に行くと、係員に「検索のかた何番をご利用ください」とフダを渡される。この職安の応対はマニュアル化されていて、利用者に「お客様」といって敬語を遣ったり、すごく応対が丁寧なのだ。最近はどこもそうなのか?
歩く傍若無人はとどまるところを知らず、「検索ですか?」と聞かれると「ええ!?」と噛み付くように聞き返し、「初めての手続きですか?」と誘導「そう!」と答えていた。すごい。なんか彼女が職を失うのがわかるような気がする。
検索はタッチパネル形式で、私がこの辺、と思った職種はフルタイムだと全滅。もともと週一の非常勤との掛け持ちが前提なので、パートタイムにするとちらほら。職安での職探しは期待しないで行ったが、みつからないとなるとむしろ熱心に探してしまう。
説明会。いろんな人がくる。説明は立て板に水であまり頭に入ってこない。前回職安に行ったのは北陸に居たときで、冬のゴルフ場クローズに伴うキャディーのおばちゃんなども多く、方言はきつかったもののそりゃあ分かり易かったものなのだが。私は自己都合退職にあたるので、3ヶ月の待期(たいき)がいつ明けるかとか、副業の申告とか(これをきちんとしないと不正受給とみなされる)、そちらの方にばかり気を取られる。でもこういう場所にいると不思議と勤労意欲が湧いてくるものなのだなぁ。
説明会修了後、デパートなどで時間を潰す。物欲炸裂。幸か不幸か、値段の嵩も大きいものばかりだったので何も買わずに出る。今夜からお茶の水で発音のクラスが始まる。手鏡とテープ持参で、母音の発音を延々2時間。楽しい。自分の身体を器械的に扱うというのは面白いものである。お経のような珍妙な音を発しつつ夜が過ぎていく。こういう場所にいると不思議と勉強意欲が湧いてくるものなのだなぁ。


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