WELLA DiaryINDEX|past|will
午後、この夏ケンブリッジで知合ったオーストリア女性が拙宅にお茶にいらした。彼女のご夫君は日本人で、独立したお子さんが2人。ずいぶん長いこと日本に住んでいるらしい。彼女は去年の秋からケンブリッジにいて、つい先月の終わりに帰国したのだった。東京に戻ったらまた会いましょうね、と約束してちゃんと約束をまもって再会。こういうのって案外珍しい。ケンブリッジでの訪問研究員の茶話会の世話役をしてくれている女性が彼女のところに遊びにくるというので、その打ち合わせも兼ねている。 ほぼ定刻どおりに現れた彼女と四方山話をし、今度遊びにくる彼らの旅行プランを練り、彼女は郊外に住んでいるので、うち2日間は我々のマンションの共有ゲストルームに泊ってもらう手はずにする。何にせよ2ヶ月も先の話なので、あまり固めず、共有施設の下見などをして2時間ほどで彼女は帰っていった。 その後、総合フランス語クラスの初回へ。先生は日本人で、とても分かりやすい。 かなり忘れていることも多く、愕然とする。先生曰く、語学の勉強なんてザルですから何回もやってください、とのこと。かなり目の大きなザルになってしまったようだ。 終わってから新宿へ。今度は夫の友人のイタリア人が日本出張中なので、3人で食事。大した店でもないと思っていたのに予約がなかなか取れず、いくつかある支店のうちの一つになる。その店も8時過ぎからやっと取れた始末(しかも2時間限定)で、それまで彼らは新宿の電化製品量販店を嬉々として回っていたらしい。私は30分ぐらい遅れて合流。お店は超満員で、入口で待っている人もたくさんいた。謎。 イタリア人はこの夏にケンブリッジでも会っているのだが、そのときにラテン語系の言葉を勉強したい、と話していたので、席について彼と会うなり"ぼんそわーる"などと発してみる。彼も同時に"Bon soir"と言ったところを見ると、思考回路が同じ(ぐらいバカ)?ここでも四方山話。今朝とどいたばかりのマッサージ椅子の話など。実はこの夏ケンブリッジの彼の家で見て以来考慮し始めていたのだ。10時過ぎにお開き。多言語な日が終わる。 オーストリア人は英語と日本語少し、日本人の先生はフランス語、イタリア人は英語とフランス語少し。誰も母国語を話していないところがミソか。
|