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2001年06月06日(水) 空中庭園

空中庭園というほど立派なものではないが、ベランダに置いてある植物がだいぶ育ってきて、緑豊富な雰囲気になってきた。南むきで日当たりがいいので強い日差しが必要なハーブなどには最適かもしれない。ただ、マンション下の植え込みにあるラベンダーやローズマリーを観察すると、南面より建物の東面に植わっているものの方が発育がいい。やはり日照時間も大きく関係しているようだ。特にこの時期は太陽の軌道が高いので、南中の前後に上方から照りつける感じである。いろんな角度から光を浴びるという点では、我が家のベランダは少し弱い。とはいえ、前住んでいた家のように日照時間が5時間、なんていうのよりはずっといいので、毎日上機嫌である。

今植えてあるのは、日比谷花壇の頒布品であるコンテナプランツが二つ。他に近所の園芸店で買ったハーブ類がスイートバジル、ローズマリー。セージ。赤のゼラニウムと斑入りのピンクのゼラニウムが2株ずつ。実家から掘り起こしてきたオオバと三つ葉。スイートバジルはその字のごとく本当に甘い香りがする。夏場は水を多めにやったほうがやわらかくなるというので、どぼどぼ水やりをしているが、果たしてやわらかくて甘い香りのする葉が育ってきた。
ゼラニウムはマンションのベランダのように、吹きさらしの乾燥しがちな厳しい環境が大得意らしい。そういえばヨーロッパでは窓辺に飾っている家も多い。ゼラニウムは何回も冬を越し、やがて大きく伸びて茎が樹化してくる。うちのゼラニウムもそういう風になってほしい。無造作に植わって冬の間に忘れ去られて、時期が来ると花をこんもりとつけるような、そういう貫禄のあるゼラニウムに憧れる。


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