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2001年04月13日(金) なんちゃってなくせに…

午前中銀行の窓口に用事があって自転車で最寄のJR駅前に行った。

銀行に行くといつも店内をきょろきょろと観察してしまう。行員の対応、ロビーの雰囲気、処理の早さなど。かつて自分が勤めていた銀行ならなおさらだ。といっても所属はシステム部だったので、就職してしばらくの営業店研修ぐらいしか支店で働いた経験はない。つまり「なんちゃって銀行員」であり、何かを意見する分際ではない。

銀行の用事は簡単に終わり、ついでにメインバンクである他行で通帳記入をして帰ることにする。駅前を少しうろうろするが見当たらないのであきらめかけていると、案内の看板を見つけた。こちらは駅から少し離れたところにある。まだ行ったことがないエリアなのでいい機会と思ってそのまま出かけていった。窓口係の年齢層が高くて少々驚く。

それから帰り道にここに越してきて初めて公共図書館で貸出カードを作ることにする。

図書館にいくといつも館内をきょろきょろと観察してしまう。職員の対応、書架や閲覧室の雰囲気、蔵書の種類など。図書館司書の資格をもっているとはいえ、新卒で就職したのは銀行なので、実際の図書館で働いた経験はない。つまり「なんちゃって図書館司書」であり、何かを意見する分際ではない。

うーん。意識して宗旨変えをしたつもりもないのだが、なんと「なんちゃって」な経歴が多いのだ。その他にも「なんちゃってパソコンインストラクター」とか「なんちゃって化粧品アドバイザー」とか「なんちゃって」なものは実は多い。
この上は私の存在そのものが「なんちゃって」にならないように願うばかりである。


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