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2001年04月09日(月) その20分が難しいのよ

日ペンの美子ちゃんは今も健在だろうか。
こどもの頃読んだ少年雑誌の裏表紙などによく広告が出ていた。毎日たった20分の練習で字が上手くなりますという触れ込みで、美子ちゃんがどんなに易々と字が上達して、そのおかげでどんなにいいことがあるか、というマンガが載っていた。その同類としては、軟弱な青年が浜辺で女性達にやせっぽちの坊やと呼ばれたことに発奮して、なぜか日焼けまでしたマッチョマンになるブルー○ーカーのマンガもあった。あと通信販売で不思議なクルミ、「ミラク○ミー」とか、どんどん記憶ができるヘッドフォン「キ○ークマン」とか、妖しげなものもあったな〜。

なんでそんなことを急に思い出したかというと、今日もお習字をやったからである。「墨を磨っていると心が落ち着きます。」とか「紙に向かっていると無心になります。」とかそういう効能を述べる人は多いけれど、私はプレッシャーとともに書いているので(笑)、なかなかそういう境地にはならない。
とはいえ、やり始めるまではぐずぐずと道具を出すのも億劫がっているくせに、書き始めて少しすると今度はだらだらだらだらだらずっと書きつづけてしまう。ある意味無心になっているのかも知れないが、その分あとでぐったりと疲れてしまってなおさら次回筆をとるのが億劫になってしまうのだ。

毎日こつこつどころではない。これでは日ペンの美子ちゃんの教えに反してしまう。でも毎日かならず20分何かを練習したら、なんだって上達すると思うよ。20分って結構長い。


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