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2001年03月06日(火) 築地のどんぶり

築地の顔は、なんといっても魚河岸と、石造りの独特の本堂が異彩を放っている築地本願寺である。築地駅のすぐ上に位置する築地本願寺の境内は、車が100台ぐらい停められる大きな駐車スペースであると同時に、駅から晴海どおりのオフィスビルや魚河岸までのショートカットコースにもなっている。朝の時間帯は通勤人と魚河岸に買い付けにくるジャンパーに長靴、仕入れた魚を入れる籠(渡る世間は鬼ばかりで、よく出てくる四角い竹網の籠)を肩から下げた人々が行き交う、ちょっと面白い空間である。

魚河岸が近いのですし屋も多い。すし屋が多いので業務用の和食器や割り箸などを扱う店も多い。
ラーメンにもうどんにも使えるような大き目のどんぶりが欲しいと常々思っていたのだが、先日たまたま入った和食器店でイメージにぴったりのを見つけた。業務用なので値段も手ごろで扱いやすそうである。白地に藍色の細かい模様が入っていて、おそろいの柄のコーヒーカップや小皿、小鉢などもある。一晩考えて2つだけ買うことにした。以前は「そのうち家族が増えるから…」と5客ずつそろえていたのだが、なかなか家族が増えないので家族増加分は考慮しないことにする。お店で見たときはそれほどと思わなかったが、うちに帰って棚にしまってみるとずいぶん大きい。でも和風にも洋風にも使える柄なのでサラダボウルにしてもよさそうだ。まずはめでたし。あとは最近流行りの「ラップいらず(瀬戸物の小鉢にポリ蓋のついた密封容器)」をさらに買うかどうかが目下の懸案事項である。


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