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今朝の東京地方は雪が降ったらしい。 らしい、というのは私が実際にこの目で見ていないからだ。別に東京を離れていたわけでも、午前中一杯引きこもっていたわけでもなく、ちゃんと朝から都心の職場に行っていたのだが、私は単なる雨降りの寒い朝だと思っていた。 職場での世間話で「ほら、今朝の雪で…」とか「すごいボタン雪で…」とか「雪が積もってて…」とか、千葉の人も埼玉の人も都下の人も口々に雪の話にするので、広範囲にかなり降っていたと察せられるが、都心に程近いわたしの家のある辺りはその時間帯スポット的に雪が降っていなかったようだ。 職場のある築地までは地下鉄で行っている。途中で一度地上に出る駅があるが、それ以外は当然ずっと地下にいる。 ちなみに私が知る限り都内の地下鉄の駅(あるいは駅付近で)地上に出るのは、丸の内線の四谷駅、同じく丸の内線の茗荷谷駅、そして銀座線の渋谷駅である。この3駅の共通点は地名にいずれも「谷」がついていることで、おそらくある一定の深さ(海抜何メートルとか)で進んでいると、低いところでは地下に潜りきれなくて外にでちゃうんだろうなぁ、と私は一人合点している。 それはさておき1時間弱の通勤時間のうち地上にいて天候が認識できるのは合わせて10分ぐらい、「点と線」でいうと「点」の時に雪が降っていなければ、地下にいる残りの「線」の部分も雪が降っていないことになる。家に帰って夕刊を見ると、小雪やみぞれ交じりの雨が降った今朝の丸の内の写真入りの記事が出ていた。ふーん、私がぬくぬくと地下に潜伏している間に、悪天候に難儀した人たちがいたんですなぁ。
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