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2001年02月21日(水) ばかっぽくしゃべる女

「ばかっぽく」なんて書くと語弊があるかなぁ。幼いしゃべり方っていうか山□もえみたいなしゃべり方の若い女が蔓延している。私が通っている英語のクラスにもいる。一昔前のぶりっ子というのとも違う。が、しゃべり方からしぐさから持ち物から、すべてにわたって幼いのである。幼いっていうのも違うかなぁ、妙に甘えたようなちょっと酔っ払って目が据わったような、なんともいえない雰囲気なのである。授業中、彼女の動きや発言する様子をついつい注視してしまう。時々「は!いけない」と見るのをやめるが、私にとっては珍獣のようなその彼女からどうにも目がそらせない。
参考までに言うと彼女は全然バカじゃないのだ。授業もまじめに出てくるし、積極的に質問するし、宿題はきちんとやってあるし、単語や文法もかなり知ってるし…なのに、なんか足りない人ぽくしゃべる。しかも発音が殆どカタカナに近いのだ(泣)。なぜだ、なぜだ、なぜだ??
山□もえがあのしゃべり方とあの間合いが、なんかたよりない感じがいい、とか守ってあげたくなるようで可愛い、とかで若い男性に受けているのは知っている。だから山□もえ風にしゃべる若い女性が急増していることも何かで読んで知っている。確かに私も可愛いとは思う。でもそれは、山□もえの姿形だから可愛いんであって、とてもあの×××…(以下略)。
なんだかなぁ、と思うのだ。そうやって媚びてて本人は得るものがあるんだろうか。あのしゃべり方のおかげでモテモテです、とか仕事で受けがいい、とか。能ある鷹は爪を隠す、とばかりに実はすんげーデキル女なんだろうか。それともそんなメリットは一切なくて、本人がああいう立ち居振舞いにとても満足して暮らしているんだろうか。そばにいる私はどうもあの作られた感じに息苦しさを感じてしまうんだけど。


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