WELLA
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2001年02月18日(日) 魔法の鏡

のんびり起きてのんびり朝ごはんを食べて、午後から散歩がてら蕎麦屋にでもいく心積もりにしていたら、非常ベルがなった。この近くで火事が発生したので避難するようにという録音メッセージが繰り返されるので、とりあえず目についた貴重品をバッグにいれてコートを着て外へ出る。廊下にはご近所さんも顔を出しているが、どうも誤報だったらしい。それにしてもさすが休日の昼。皆さんかなりくだけたいでたちである。こちらは外出するつもりでそれなりの格好をしていたので、やや浮く。

出鼻がくじかれたが蕎麦屋に行く。ここはこの辺にしては珍しくこじゃれた内装で、来週ここでとある会合を予定しているのでその下見も兼ねている。夫はカツどんを、私は胡麻汁そばという冷たいつけそばを頼む。ごまドレッシング@油抜き、みたいなつけ汁が出てきて驚く。夫のカツどんも油がよくないのか今ひとつ。そういえば前回てんぷらを頼んだときもがっかりした覚えがあるので、きっとここは揚げ物は頼まないほうがいいんだろう。

それからテクテクてくてく地下鉄2駅分以上歩いて、前から行ってみたかったインテリア雑貨店へ。狭い部屋を広く見せる鉄則、というのがいくつかあって、色を統一する、白や淡色系で圧迫感のない家具を置く、鏡を活用する…etcで、どれも実践しているが、そうするととかくパンチの欠ける内装になりがちであり、我が家ではまさにその通りである。もう少しアクセントになるものはなかろうか、と店内に入ってみると予想外に洒落たものばかりそろっていて、素敵ステキを連発しながらじっくり見て回る。
途中でうちのシステム家具と同じシリーズの食器棚が超破格値で売られているのを発見する。なんとセットで定価の半額以下である。ちょっと古いものらしく表面はきれいとはいえないが、拭けばきれいになる程度の汚れである。幅も奥行きも丁度キッチンのスペースに収まりそうなサイズ。まあいつかはそのシリーズの食器棚をそろえるつもりでいたんだし、渋る夫を尻目に殆ど決断しかけたとき、高さが収まらないことに気がついた。うちのキッチンは配管の関係なのか下がり天井なんでした。ちゃんちゃん。
代わりに、というわけでもなく籐のフレームのついた小さ目の壁掛けの鏡を買う。こちらはにせんはっぴゃくえん。ずいぶん安上がり。ちょいと造りはちゃちだが、雰囲気は悪くない。鏡の中の部屋はいつもと違って新鮮に映る。


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