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しばらく東京の実家に帰ってました。 こっちでの生活も何かと忙しいので、行く前はとっととこっちに帰ってこようかななどと思っていたのですが、向こうにいってしまえばそれなりにやることは山積しており、もはや東京に帰るのか石川に帰るのか、よくわかってないような事態ですね。 で、東京に帰って何をしていたかというと、ひたすら友人・知人と会い続けていました。毎日々々、会う、会う、あう、ぁぅぁぅ…。 普段連絡を取り合っている人から、10年ぶりに会う人まで。イベントにして10以上、のべ人数にして20では効かない人数と、新旧取り混ぜて会ったので、まるでタイムカプセルをひっくり返したような状態。 面白いのは、友人達と会う実現可能性と通信機器の利便性とがきっちり対応していることですね。特に私は普段あまり電話を使わないので、電話か手紙でないと連絡のとれない人とは自然に交流が間遠になってしまうという傾向があるのですが、まさにそれが如実に現れました。 今回会った人々のうち、電子メールを使わない人との約束は一件だけ。上記の理由であらかじめ約束していたのではなく、向こうに帰ってからこちらから電話をしたので、かなりタイトになってしまったのですが、どうしても会いたい女性だったので、ノコノコと彼女のオフィス近くまでお昼時に会いに行きました。 といっても彼女も携帯電話は使っているので、純粋に一般電話しか使わない人とは違いますね。このご時世、携帯電話か電子メール、一般電話なら少なくとも留守番電話、FAXとのコンビネーションが必要なのだな、と思った次第です。 そうやって友人・知人と会い続けて得た物は、パワー。 同年代の友人達は、私も含めて5〜6年前に感じていた焦りやいらだちがなくなった気がして、それが嬉しい驚き。良く言えば達観、悪く言えば観念したのかもしれないけれど。 色々な事情で以前と違う場所にいかざるを得なかった人も、ちゃんとそこで根を張って、ちゃんと枝葉を伸ばして生き生きと暮らしていました。そして私は、自分の中でそれが嬉しいエネルギーになるのを感じます。 会う人会う人、それぞれ受け取るパワーの種類と強さは違って、もちろん全ての人が押しなべて前向きな訳ではないけれど、それでも毎日色々パワーのある人と会い続けたおかげで、負のエネルギーも正に変わります。 久ぶりに会う人々と旧交を温めるのではなく、たまたま昔馴染みだった人達がそれぞれ立派に「化けた」姿を見る喜び。さすが離れていても、私が敬愛してやまない人々です。 ありがたやありがたや。 今回会えなかった人達もきっと、それぞれの場所で生き生きと根を張って枝葉を伸ばして暮らしているに違いない。あー、一体どんな化け方をしているんだろう。わくわく。
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