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《文体実験…天声人語風》 つくづく人の感性とは千差万別であると思う。ページの内容に対する反応である。自分が気に入っているページのリンクサイトへ行ってみると、はて全く興味がわかない、ということがよくある。▼ もっともホームページの場合、面白くないページはよっぽどのことがない限り素通りしてしまう。勢い手元に届くのは大概よい反応となる。しかしながら、筆者の周囲には佃煮にするほどクリック小僧がいるので、電子メールなど使わずに口頭で「つまらん」といってくる向きも多い。▼ 特に顕著だったのは「チョコレート」である。作るやいなや「くだらない」「すごく面白い」の2つの反応にきっぱりと分かれた。「くだらない」派である同年代の友人ぱらぐちなどは「何が面白いのか、教えてくれ」と説明を求める始末である。その割に ペプシマンキーホルダー をムキになって手に入れ、悦に入っているらしい。 人の好みとはわからないものである。▼ ところで、くだんの「チョコレート」であるが、日本アルプスの彼方、遠く太平洋側で密かに闘志を燃やしている 御仁がいることが明らかになった。彼のページは本来学術的なものであるに関わらず、「チョコレート」が世に出るや、そのページで絶賛していただいたが、ついに自分でも作ったという。しかもかなり入れ込んでいる様子である。ユーモラスな 作品 が既に数点公開されていた。続作もあるという。楽しみである▼ 実は「チョコレート」の作成には筆者のアイディアを具現化した影のブレーンがいる。影の存在に飽きたらなくなったのか、 彼の日記 を紐とくと、「テーブルを使ってなにやら作った」という記述が見られる。昔とった杵づかを生かした、色鮮やかな逸品である。▼ 同じページに刺激を受けたものが、かたやギャグ系にかたやゲージツ系に分かれていく。実に個人の感性はまちまちである。
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