2001年12月27日(木) |
友達関係とは如何なるものか!? |
この先もずっと友達で居たい人に、 「いつまでも友達でいようね」 と何も考えずに言ったり、強制するかのように言ったり、 「友達関係は永続するもの」ということに少しも疑いもしないのは、 僕は間違っていると思う。
友達という関係は、強制されるようなものでもないし、永遠でもない。 ある人と友達になりたければ、その人に自分から近づいていき、関係を深める。 また、一旦友達になったからといって、友達をやめるというのも自由である。
そういう自由な関係が友達関係であって、強制力などは一切持たない。
世間一般において、確固たるものとして捕らえられている友達という関係は、 実のところ、なんでも言い合えるというフランクな関係でもありながら、 いつでも切れるし、いつでも切られるという緊張した関係であるともいえる。
僕は、友達関係というのはこういうものだと思っている。
こういった考えは、ただの僕一個人の意見かもしれないが、 僕は、この自分の考えが、正しいと思っているし、 その考えのもとで友達関係を形成している。
だから、僕は友達といえでも常に、 「こいつと友達でいたいな」 と思われるように、努力しているつもりだ。
ここで、「それは具体的にどんな努力ですか?」 と訪ねられても、万人に共通するような努力はないし、 巧く表現するのも難しいので答えないが、
自分にとってプラスになるように努力するだけではなく、 「ずっと友達で居たい」と思える相手にもプラスの力を与えたい と思って、頑張っているのだと思う。
適度に相互に刺激しあえるのが、なによりベストな関係であると思うが、 適度な緊張感を意識しつつ、お互いにとってプラスの力になるように努力することは、 良い友人関係を形成する上で、絶対に無くてはならないものだと思う。
こう書き出だしてくると、適度な緊張感とはどんな関係にも必要なんだなぁ。 と改めて感じますが、成長することが、第一の喜びという観点で進めていますので、 そうではないと思っている人には、あまり共感できないと思います。
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