「まだ降ってる。嫌だな。こんな雨を喜ぶ人って居るのかねぇ」独り言。 濡れた傘を入れていたナイロン袋を剥ぎ取って、店を出る時そう考える脳味噌。 僕は雨が嫌かもしれないが、誰か喜んでいるはず。と求める可能性。 さっき捨てたナイロン袋が、ごみ箱に山盛り。
「これだな!こいつだな!」と思う頭の中は、電球の発光現象。 それからいきなり唐突にこんなストーリー。
傘入れナイロン袋を製造してるレイン�蠅亮卍垢蓮�雨になる度に喜ぶ。発注が増えるからだ。 彼の頭の中はいつも降水確率で一杯である。 本当に必要かどうか解らないが、会社のパソコンは降水確率を30分毎に表示している。
これらの種類の産業は、夏に一気に天国と地獄を味わう。 6月の梅雨は正に天国。会社の電話は鳴りっぱなし。 嫌がらせかなと思うほど鳴る。鳴る。鳴る。リンリンリン。
だが、それを過ぎて、雨の降らない8月は正に地獄。電話は全く鳴らない。 電話線が切れているのではないかと思うほど、鳴らない。
この状況になると社長ですら、頭がおかしくなる。 彼は、1日に5度も電話線のジャックが入っているかチェックするのである。 抜いたり指したり、ジャックの先を眺めたり、ジャックを指す穴を覗いたり。 そんなことで1回のチェックは10分に及ぶ。
ある男社員は、そんな社長の状況を見て、机にうつぶせながら頭を酷くかく。 ある女社員は、涙が抑えきれなくなり口元を抑え、トイレに駆け込む。
僕は、会社見学でそんな状況を事細かに見て、色々大変だなって思いました。
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