2001年10月12日(金) |
獏笑問題の未来 BBSより |
赤ヘルさんの言っておられることは充分に納得です。 確かに田中が居ないと太田は生きないということはあるでしょう。 しかし、もみじ饅頭の中身がアンコだろうがカスタードだろうが美味いものは美味いのです。 田中はそんなもみじ饅頭の中身のような気がするのです。 中身が田中だろうが、チョコだろうが美味いものは美味いのです。
他に引っかかった点として 「太田のしゃべってるところだけきいてみてください、そんなにおもしろくはないはずです」 とありました。 そうなのです。太田ってそんなに面白くないです。 確かに発想力は豊かで、見方も別角度でシュールでとてもいい感じなのです。 しかしいかんせん彼は基本的に即興型ではなく用意型の芸人なのです。
彼らはたまたまボキャブラ天国という番組の形式に芸がぴたっり合ってしまい成功を収めた。 それが「彼らは何をしても面白い」という変な勘違いを生んでしまった。
ディレクターはなにも解っていない。 司会なんて彼らができるテリトリーではないのだ。 即興のトークなんてもってのほかだ。 彼らが一番生きるのはTVではなく綿密に計画された舞台なのである。
太田は既にこれらに気づいているかもしれない。 でも彼らはワンパターンの芸を長く引っ張り過ぎた。 これから変革することなどTVもファンも許しはしないのだ。
だから太田は、このままではやばいと気づいていながらシュールなボケを言わねばならない。 だから田中は、やばいなどと少しも気づかず、意味無く声を上げて突っ込むのだ。 一日に120回と繰り返すのだ。
そのうち日本の皆々は気づく「こいつらたいして面白くない」と。 それから彼らはマイナーな芸人の道へ進む。
そして3年が過ぎる。
当然太田はお笑い番組のディレクター的な位置を獲得し、テリ−伊藤と対立する。 そのかたわらエッセイなどの本を出版する。結構売れる。
当然田中はMrチンの後釜となりチビッコにTVゲームを紹介する。
たぶんこんな感じが爆笑問題の未来だろう。 おおかれすくなかれ。
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