実のところ昨日免許を門真の試験場で取ったのです。 でも昨日は爆笑問題の事でいっぱいでそれどころでは無かったのです。
だから今日免許獲得の事を書こうと思う。 しかしながらたいして書くことも無い。 試験は順調に解けたし絶対受かったって思ったから。
電光掲示板が数字の羅列に変わる瞬間(2:30)に僕は黙々と本を読んでいた。 「やがて哀しき外国語」という村上春樹のエッセイである。 ひとつの話がもう終わりそうなのだ。読ませてくれ。
しばらくして歓声と悲鳴が上がる。 掲示板が数字の羅列に変わったようだ。 ゆっくりと顔を上げ135番を探す。 「131、132、133、134、135と」 ほら、確かにある。 僕は当たり前のように「学科受かりました」と既に作成してたメールを友達に送る。
受かった人は1階で印紙を買う。 落ちた人はぐったり肩を落として第6教室に吸い込まれていく。
落ちた人はなぜ第6教室なのだろうか。 それは第5教室ではなぜイケナカッタのだろうか。 ふとそんなことに思いを巡らすメグライアン。
しかし、そんなことを考えてもまったく意味は無い。 ここで意味があるのははっきりと点灯した数字だけなのだ。
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