昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
2005年05月16日(月) |
そして、今日も「音楽と生活」を |
5時45分起床。このところ、夜は0時までに寝て、5時台に起きるという早寝早起きモードで暮らしていて、身体も楽だし、早く寝ると肌の調子もいいようなのでしばらく続けてみようと思っている。私はファンデーションを塗るのがあまり好きではなく、いつもほとんど素ッピン状態なので、肌が荒れると隠すすべがなくて困るのだ。 まあそんなことは全くどうでもよくて、今わたくしの頭に浮かぶのは昨夜のライブのことばかり。何をしていても心はうわのそら、という一日だった。目の前で観てしまったからにはCDではもう物足りない感があるがそれでも、今日は朝から寝る前までずっと、カエターノのアルバムを何枚も聴いた。 帰りに、フラフラと天神橋筋商店街へ。豆腐を買うつもりで行ったのだけれど、久しぶりに古本でも物色しようと天牛書店に入ってみたら、新刊書店でずっと探していたのに見つからなくてもう品切れ状態なんだと思っていた、兼常清佐の随筆集が300円で発見して、心で小さくガッツポーズ。 兼常清佐は音楽美学者。この随筆集はもともと、編者が杉本秀太郎なので注目していたんだけれど、読んでみると兼常清佐の全く気取りのない文章と、飄々とした辛辣ぶりにすっかりファンになってしまった。『お前の音楽をやれ』という章と、チンドン屋さんや演歌師について書かれたくだり、歌舞伎音楽についてのことなどが、特に良い。 それから、店内に貼ってあるチラシで、安井仲治の写真展が兵庫県立美術館で開かれていることを初めて知った。3月の末から開催しているという。なんという重大なチェック漏れ。おのれのバカさかげんに腹が立つ。早速メモっておく。 帰宅して、宅配野菜を整理。今週もゴボウが送られてきた。これでもう10週くらい連続してゴボウが入ってきている。なんかこう画期的な、ええっゴボウでこんな料理ができるのッ!、てなレシピがないもんだろうか、と考えるが、思いつくのは平凡なものばかり。 先週から余らせているゴボウを使って、結局ありきたりな煮物をつくる。Tが、これなんて料理?、と聞くから、牛肉とゴボウのすき焼き風、と応えると、「すき焼き風」じゃなくて「すき焼き」が食べたい、と言われた。贅沢だ。
「きょうの料理」を観て、新聞と本を読んで、顔を洗って、23時半までにはスヤスヤと就寝。よいこの早寝。
・購入物:杉本秀太郎・編「音楽と生活ー兼常清佐随筆集」(岩波文庫)古書
・朝食:ごはん、きゅうりの浅漬け、ちりめん山椒、ワカメのみそ汁、梅干 昼食:お弁当(ウィンナーのケチャップ炒め、ゆで卵、ミニトマト、ジャンボピーマンのカツオ節和え) 夕食:牛肉と新玉ねぎとゴボウのすき焼き風煮こみ、冷やっこ、ほうれん草のゴマ和え、トマトサラダ、麦酒、ごはん
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