昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年11月15日(月) 留まり、そしていつか流れる

 雨。ピチャピチャピチャピチャ。雨音を聞きながら、久々にホットケーキを焼いた。バニラの甘い匂いが部屋いっぱいに広がる。バターとはちみつをたっぷりつける。Tはわざわざ近くのコンビニまでアイスクリームを買いに行って、ホットケーキの上にのせて食べていた。
 そんな悠長な朝を過ごしていたら遅刻しかけた。ゴミを出して出かける。

 会社で、Nさんから映画「血と骨」の感想(というか文句)を聞いた。昨日観てきたらしい。北野武は絶対ミスキャスト、というのがNさんの見解で、原作と引き比べてみると北野武はぐんと身体が小さいし、声が甲高すぎるし、とにかく迫力がない、とのこと。じゃあ主人公役は誰がいいかという話になり、とにかくもっと身体が大きい人じゃないとアカン、ということなので、安岡力也とかですかねえ、と言ったら、アレでは映画の質が落ちるやろ、と一蹴された。確かに。配役というのは難しいものだ。でもオダギリジョーは格好よかったでしょ、と聞いてみたけれどNさんは顔と名前が一致していないようで、はかばかしい返事がもらえなかった。国内の若手で一番カッコいい役者はオダギリジョーだと、私は勝手に思っている。

 帰りにアバンザに寄る。新星堂で一部のDVDが20%引きで売られているのを見つけて、棚を物色してみたら運良く「ストーカー」があったので購入した。ジャケットはおののくほど趣味が悪く、なんじゃこりゃ責任者でてこいという感じで、2枚組なのにも不満だが、特典映像も多いようだし(日本語字幕がついてないけど)、これしかなかったから仕方ない。
 「ストーカー」はビデオで一回(これは途中で何度も寝たから観たとは言えない)、スクリーンで一回観た。設定はバリバリのSFだけど、SF映画を観たという印象はまるでない。ここで描かれているのは人間と世界のこと、その関係と根本のことだ、多分。タルコフスキーの作品の中では見やすいほうだが、映像世界について考えれば考えるほどドツボにはまる。この作品を自分なりに理解できるかは永遠の謎だ。これから少しづつ噛み砕いていきたいなあ。日々精進。

 寝る前に「A」を読んでしまう。いろいろと思うところがあるが、眠いせいなのかそれとももともと頭のめぐりが悪いのか、どうもまとまらない。明日「A2」を観てからもう一度考えようと思いつつ寝てしまう。

・購入物:アンドレイ・タルコフスキー「ストーカー」(IVC)DVD

・朝食:ホットケーキ、珈琲、リンゴ半分
 昼食:お弁当(人参とネギと焼き豚のチャーハン、マスタードマヨネーズをかけた蒸しカボチャ)
 夕食:牛肉とレンコンとゴボウのしぐれ煮、水菜と揚げの味噌和え、豆腐とネギの味噌汁、再びマスタードマヨネーズをかけた蒸しカボチャ(お弁当に入れたのが美味しかったので)、ごはん


フクダ |MAIL

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