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壱カ月昨日明日


2004年09月02日(木) アナタは(なるべく)姦淫してはならない

 今日は随分涼しい。夜になってからビルの谷間を歩いていたら、少し肌寒いくらいであった。心なしか、鈴虫の声が大きくなった気がする。
 
 終業後、ジュンク堂に行って、毎日新聞の書評欄でチェックしていた徳永康元の「ブダペスト日記」を買った。徳永康元は私にとって、マレーク・ベロニカの「ラチとらいおん」の翻訳をした人、という知識しかなかったけれど、こんな楽しい『ブダペスト・エッセイ』を書いているとは、書評を読むまで全く知らなんだ。迂闊であった。「ラチとらいおん」は好きな絵本のひとつで、これも多分実家の押入におさまっているはず。この週末に帰って探索してこようと思う。

 それから、ブルーノートでカサンドラ・ウィルソンのライブを観た。
 カサンドラ・ウィルソンの「New Moon Doughter」と「Traveling miles」が好きで、繰り返し繰り返しよく聴いたものだけれどそれも最近はご無沙汰で、しかもアルバムはこの2枚しか持っていなくて、去年発売された新作もまだ聴いていないというような状態で、まあとてもファンとは言えないかもしれないけれど、いつか目の前でその歌を聴いてみたいと思っていた。
 ライブはもちろん素晴らしかったし、とても満足した。カサンドラ・ウィルソンにはなんか豊穣な余裕がある。余裕があるから、心を委ねられるのだ、という気がする。それから彼女の手がとても好きだ。すごく美しい手だった。身体のわりには小さい手のひらで、細くて器用そうな指がスッと伸びていて、褐色の肌に血管が幾筋も幾筋も浮いてて、それがびっくりするほど綺麗で、その手がギターを撫でるように弾く時、私は手ばかりを見ていたような気がする。
 バックも男前ばかりで、特にギターのブランドン・ロスは、パフォーマンスからルックスまで、ばっちり私の好みであった。ステキでしたわ、もう言うことなし。

・購入物:徳永康元「ブダペスト日記」(新宿書房)

・朝食:ひよこ豆と野菜のカレー(昨夜の残り)、ヨーグルト
 昼食:クロワッサン、ポテトサラダ、珈琲
 夕食:ライブ前に、フライドポテトとバスペールエール2本。家に帰ってから、梅干し茶漬け


フクダ |MAIL

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