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壱カ月|昨日|明日
チケットをもらったので、京都国立近代美術館に「横山大観展」を観に行った。美術館にいる時と、高島屋で買い物をしている間に、かなり強い雨が降ったらしく、夕方に鴨川沿いを歩いているとなかなか爽やかな風が吹いてきたけれど、日中はうだるような暑さでほとほと疲れてしまった。
「横山大観展」は思っていたより空いていて、ゆっくり観ることができた。私は横山大観の絵の素晴らしさというのがよくわからなくて、特に人物を描いたものなどは、何だか趣味が悪いような感じさえする。「夜桜」にしても山の稜線にベタベタ色を塗りつけてあるのがどうも気になって、この人いっそのこと、色を使わないほうがいいんじゃないのかなあ、とも思う。まあ、大巨匠にアドバイスしたところでしょうがないんだけど。 一番好きなのはチラシに使われていた「漁夫」。切り立った崖で釣りをしている人達が楽しそう。ただ単に墨画が好きだということなんだ。所謂、趣味の問題だ。横山大観に罪はない。
岡崎公園近くの「権太呂」でおそばを食べて、岡崎から南禅寺あたりまで散歩。平安神宮の鳥居はどういうわけか工事中で、観光中の西洋人が悔しがっていた。 四条に戻り「江戸川」で鰻を買ってそれをお土産に実家へ帰るも、両親、弟ともみなそれぞれバラバラのところに出かけていて留守だった。冷蔵庫に入っていたスイカを勝手に切って食べ、鰻だけ置いて大阪に帰った。
本日読んだもの。 野呂邦暢「草のつるぎ」、上林暁「薔薇盗人」、上司小剣「鱧の皮」、岩野泡鳴「現代将来の小説的発想を一新すべき僕の描写論」。 上司小剣の「鱧の皮」は良かった。この人をもっと追っかけなければならない。岩野泡鳴のやたらと長い題名の評論は、途中でわけがわからなくなって止めちゃった。ややこしくて読んでいるだけで暑苦しいわ。
・購入物:なし
・朝食:卵焼き、冷奴、海苔、梅干し、ごはん、麦茶 昼食:外食、権太呂にて(にしんそば) 夕食:鰻、カボチャの味噌汁、レタスとキュウリのレモンサラダ、大根のあっさり漬け、麦酒
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