昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
| 2004年07月19日(月) |
遠くの光は鮮やかに見える |
午前8時頃、のそのそと起床。寝ぼけ眼でとにかくゴミ出しをしてから、洗濯機をまわして、そうめんを茹でる。このところそうめんとか冷やしうどんばっかり食べているのはもちろん暑いからでもあるのだが、それよりも先日ろくに分量も量らずに作って偶然出来た干し椎茸入りのそうめんつゆが劇的に美味しくて、これにやみつきになっているからなのだ。大根おろしを入れると更に旨いです。
朝のうちに掃除をしておこうとやる気なくゆるゆると始めるも途中で飽きてしまい、上沼恵美子が凄まじい勢いで喋っているラジオ番組を聴きながら、日記を書いたり、本棚の整理をしたり。そうこうしているうちに宅配野菜が届いたので、それを冷蔵庫に収めてからバスで梅田まで外出、遅めの昼食をとることにする。 何故か急に、半分潰れかけのような暗い雰囲気の喫茶店で一口食べたらすぐ冷凍とわかる不味いピラフが食べたくなって、梅田周辺をうろうろしてみたのだけど、どこもかしこも小奇麗なカフェもどきになってしまっていて、私が入りたいような場末の喫茶店は見あたらなかった。仕方ないので新御堂筋沿いのカフェに入ってピラフを注文してみたら、サラダとスープがついた上にふわふわ卵にプリプリ海老が入ったえらくまともなものが出てきて、何だか少しがっかりした。
それから、テアトル梅田で「午後の五時」を観た。観客は数人。何となくタイトルが好きで観たくなったのだが、やっぱり心に重い映画であった。 『アフガニスタンの大統領になる!』というヒロインの夢が、かっこよくて壮大で希望に満ちているだけに、水を汲み出すことにさえ苦心せねばならない現実が、ずっしり押し付けられてきて苦しくなる。夢を語っているときは恍惚とさえしてる眼差しが、廃墟の中で飢えて息絶えていく赤ん坊を見つめる時、その赤ん坊と同時に死んでいくのだ。それを見ているのは本当に辛い。辛いけどちゃんと見てよ!、というのがあの気の強そうなサミラ・マフマルバフのメッセージかな、と思ったりした。 幾度となく出てくるシーンに、ヒロインであるノクレが普段履いている黒い汚い靴を脱ぎ捨てて白いパンプスに履き替え、サッとブルカをまくって歩き出すところがあって、この映画の中ではそこが一番好きだ。
本日読んだもの。小山清「スペエドの兵士」「麻雀」「ゴタ派」「啓吉」「紙幣の話」。上司小剣「天満宮」。小山清は実に良いです。小説のいたるところに光がさしているような気がする。
・購入物:なし
・朝食:そうめん、キュウリの浅漬け、大根のあっさり漬け、麦茶 昼食:D・cafeで(海老ピラフ、サラダ、スープ) 夕食:冷やしトマト、枝豆、中華風冷奴、ゆでチンゲン菜、麦酒
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