昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年07月09日(金) 時は過ぎゆく

 今日は給料日。おさまる場所はほとんど確定しているとはいうものの、少しは財布の中が潤った。銀行で各種振込を行いながら、やっぱり金というのは誰のものでもないのだと思う。こんな実体のない観念上のもののことであたふたするのは、本当にバカらしい。

 一日中、会社で仕事。昼休み前に友人より電話があり、近くまで来ているからちょっと出てこないか、とのこと。梅田の地下街の蕎麦屋で会い、仕事のことや他の友人の近況など他愛もないことを1時間ほど話す。友人は納豆そばという世にも奇妙なものを頼んで、美味しそうにズルズル啜っていた。こんな生乾きの雑巾のような異臭のするものをよく食べられるなあ、と思う。私が顔をしかめているのを見て友人は、納豆を食べられないなんてアンタ人生半分損してるで、と言っていた。確かにそうかも知れないけれど。

 夕方、生ぬるい風が吹く中ホテホテと歩いていたら、晴れ間があるにもかかわらず割と強い雨が降ってきたので、通りがかりのブックファーストに入る。本屋に入る前に歩道橋の上からふと見たら、東の空に虹がかかっていた。
 ちくま文庫は今月も何も買えなかった。寂しいわ。文庫を一冊買って、3階のカフェでしばしひと休みしてから、近辺のお店をグルグル巡って数着試着などしたらお腹が空いたので、晩ご飯を食べてから家に帰った。夜には雨はすっかり止んで、気のせいか少しだけ涼しくなったような気がした。

 本日の読書。阿部昭の随筆を何編かと、いつも枕元に置いてある「タルコフスキー日記」をパラパラと読んだ。

『自分は誰にもまったく必要とされていない人間だと感じるのは、なんと恐ろしく、嫌な経験だろう。第一、そんなことは決してないのだ。そんな見方は、無理やりにでもなければでてこない、あらゆることに目をつぶるのでなければ。』 

・購入物:松岡正剛「花鳥風月の科学」(中公文庫)

・朝食:楽童のクッペ、オムレツ、ボイルソーセージ、珈琲
 昼食:外食、田舎そば(ざるそば)
 夕食:外食、ネスパで(牛肉コロペット、サラダ、麦酒)


フクダ |MAIL

My追加