昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
それにしても暑いですな。とても寝ていられないので起きたのが午前7時半。天気予報に反して、今日もよく晴れている。晴れているのはよいのだが、この蒸し暑さはもうちょっとなんとかならんのか。 朝ご飯を食べてから、夏にむけて家中の模様替えをした。と言ってもたいそうなものでもなくて、扇風機を出すとか、クーラーを掃除するとか、ラグやクッションカバーを夏用に取り替えるとか、食器を入れ替えるとか、シーツや毛布を洗濯して押入れに仕舞うとか、まあそういった類のことだ。しかし、この作業はすごく時間がかかり、とても疲れた。 押入れの奥深くにしまってあったダンボールの中から、昔々の「ユリイカ」「映画芸術」「マリ・クレール」がそれぞれ何冊かと、これまた昔々に観た映画のパンフレット類、「草思」や「一冊の本」「図書」などの約2年分くらいのバックナンバーが出てきたことが、この大掃除の収穫であった。それから何故か、ハリー・ベラフォンテとベンチャーズのレコードも出てきた。特に買ったおぼえもないのだがなあ、押入れというところには不思議なものがあるもんだ。せっかくなので聴いてみようと思う。
夕方近くになってから散歩に出た。日が傾いてきても蒸し暑さは相変わらずで、たぶんもうすぐ梅雨になるのだろう。 内環状線沿いのブックオフへ。この店では以前、島尾敏雄の「日の移ろい」や野口冨士男の「わが荷風」を100円で発見しているので決して侮れぬ。目をこらして棚を見ていると、ありましたありました、「辻邦生全短編1」。ずっと読みたかったのだ、うれしーい。歓喜の雄叫び。それから福武の杉浦明平、ちくま文庫の森敦など、何となく探していたものを100円で次々発見、恐るべしブックオフ。 喜びを胸に千林まで行く。自転車を商店街の入り口に止めて食料を買いつつテコテコと歩いた。歩きながら、「辻邦生全短編」の「1」を入手したのはいいけど「2」を見つけるのがまた至難だなあ、とつらつら考えていたところ、ふと足を踏み入れた千賀書房であっさりと発見。こちらは350円だったけれども贅沢は言うまい。心が満ち足りていくのがわかる。 その他、80年代後半の「Switch」が200円均一で数冊並んでいたので、カサヴェテスの追悼特集、ハリー・ディーン・スタントンやアンゲロプロスのインタビューやウディ・アレン「ハンナとその姉妹」のシナリオが収録されているものなど、散々迷って3冊選ぶ。「Switch」が面白いのはこのころまでで、これ以降はちとしんどいなあ、と私は思う。 合計11冊購入。買いすぎの感、なきしにもあらず。
・購入物:辻邦生「辻邦生全短編1・2」(中公文庫) 杉浦明平「泥芝居」(福武文庫) 森敦「マンダラ紀行」「意味の変容」(ちくま文庫) 安岡章太郎「夕陽の河岸」(新潮文庫) 山口瞳「草競馬流浪記」(新潮文庫) 石田五郎「星の歳時記」(ちくま文庫) 「Switch」1986年12月号、1989年6月号、12月号(扶桑社) すべて古書
・朝食:トースト、ツナとトマトのサラダ、オレンジジュース、珈琲 昼食:親子どんぶり、わかめの味噌汁 夕食:長芋の短冊サラダ、オクラのカツオ和え、えのきの明太子和え、キュウリの浅漬け、冷たいトマト、キムチをのせた冷奴、麦酒
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