昨日・今日・明日
壱カ月昨日明日


2004年05月02日(日) 休日3

 京阪電車で京都に行く。三条で降りて岡崎までぶらぶら散歩。午前中でも日差しがけっこうきつくて、日傘を持って出てくればよかったと早くも後悔した。日陰を選びながら勧業会館まで歩いた。

 勧業会館での古本市。ここで例によって例のごとく古い本にまみれること約2時間、本日の収穫は計6冊で2,000円とちょっと支払った。これでも葛西善蔵や広津和郎を何冊か諦めたんだけど、予算をオーバーしてしまったなあ(予算は2,000円だった)。
 美術館で絵でも見ていこうかと思ったが、古本探しに体力を使い果たして絵どころではなくなり、本を抱えて西へと向かい鴨川まで歩く。川縁にシートをひいて、今朝作ってきたサンドイッチをパクパク食べてビールを飲んだ。青空の下で飲むビールはなんと美味しいんでしょう。ビールはどこで飲んでも美味しいんだが、まあ気持ちの問題だ。食べ終わったら寝ころんで買ってきた本を読み、眠たくなったら眠り、また起きて本を読み、また眠り、それをバカみたいにくり返しているうちに午後2時をまわったのでシートをたたんでまた歩き始めた。お昼からは少し雲が出てきた。明日は雨になるのかもしれない。

 久しぶりに河原町より西側の四条通を歩いてみる。人の多さは相変わらずで特に錦通りの混み合いぶりには辟易した。オダサクも通ったフランソワで珈琲を飲みたかったけれど、怖い顔のおばちゃん店員が出てきて、今あいにく満席です、と言うので諦めて烏丸から御池をまわってまた三条に帰ってきた。
 この界隈を歩いていると浪人していた頃を思い出していろいろと懐かしい。あれからいろんなことが変わってしまったのに、京都には他の思い出もあるはずなのに、歩いていて胸に浮かぶのは何故か浪人時代のことばかりなのだ。あの頃はこの街のことを何でも知っているような気がしていた、自分の街のように感じていた。でも今はもう知っているとは言えなくて、私も街もあの頃を離れてしまったことを実感する。それは案外寂しいことでもなくて、時間が経つとはこういうことなんだ、と思う。
 
 三月書房で小沢書店の古山高麗雄を半額で購入。レジのところに一冊だけ置いてあった編集工房ノアの「海鳴り」の最新号を物欲しそうに眺めていたら、店のおじさんがどうぞと言ってくれたので喜んでもらって帰った。

・購入物:「ゴーリキー短編集」(岩波文庫)
     日影丈吉「名探偵WHO'S WHO」(中公文庫)
     古山高麗雄「片乞い紀行」(中公文庫)
     阿部昭「エッセーの楽しみ」(岩波書店)
     「長谷川四郎全集・第一巻」(晶文社)
     スタジオボイス1991年8月号 特集:昭和の肉体(INFUS) ここまで古書
     古山高麗雄「袖すりあうも」(小沢書店)
    
・朝食:バナナ、リンゴ、ヨーグルト、珈琲
 昼食:お弁当(ハムとチーズ、トマトとキュウリ、ツナとキュウリのサンドイッチ、リンゴ、二条大橋の近くで買ったコロッケ、麦酒)
 夕食:梅わかめうどん
 


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