王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2001年12月09日(日) これくらいの気持ち

先週末のこと。
サトシからウイルスの件でメールが来て、私は動揺していた。
金曜だったかな?ベンツさんと電話で話した。
私の様子がおかしいとベンツさんは気が付いて「何かあった?」と聞いてきた。


この話に至る前・・・
ベンツさんにサトシのこと少し話したことがある。
琵琶湖にドライブに行ったとき、ベンツさんに言われた。
「例えばあすみちゃんとこうしているのに
俺がまだ出会い系サイトに書き込みしてたら気分悪いやろ?
前の彼氏の話を聞くのも気分いいものではないわな。」

完全に私の甘えだ。
『私はこんなに傷ついているの。可哀想でしょ?助けてよ!』
そんな風に思わせる言動をしてきている。
可哀想なヒロイン気取りで甘えさせてくれる男を捜していたんだろう。


ベンツさんのそのフリがあったから
その後私はサトシのことは口にしなかった。
だけど・・・その日、言ってしまった。
サトシからメールが来たこと。
メッセで話して落ち込んでいること。

その時ベンツさんは
「ははは・・・しゃーないやつやなぁ〜」
と笑い飛ばしてくれた。


次の日。土曜日。
毎日一通は携帯にメールくれていたのにその日は来ない。
言ってはいけないこと言ってしまったんだ!
ベンツさんのこと特に好きでもない。嫌いでもない。
その程度の気持ちしかないと思っていたのに
メールが来ないことに苛ついているワタシ。

ベンツさんの言うことはもっともだ。
もしベンツさんが他の女に未練タラタラなの知ったらどうよ?
まだ浅い付き合いの相手だし、引くことも考えるよな。

そんな風に思い出すと落ち着かなくて
お昼前にメールを打った。
返事は来ない。

また潰してしまったかな?

そう思っていたころメールが届いた。
正直ホッとした。
だけどその後メールの行き違いで、電話で話すことはできなかった。
なんとなくスッキリしない気持ちを抱えたまま・・・


次の日曜日の夜、ベンツさんと初めてメッセで話をした。
スッキリしない気持ちを伝えた。
もうメール来ないと思ったことを話した。

―――――――

この土日、ずっと苛ついていた。
前の彼氏の話を大人になって聞くべきなんだろうと思った。
俺の力不足なんだと感じた。

―――――――


ベンツさんなりに考えてくれていたんだ。
何だか嬉しかった。
この先ベンツさんとどうなるかはわからないけど
一緒にいて楽しい人であることは確か。
できれば今くらいの気持ちでとどめておきたい。
もっと好きになったら私は求めてしまうから。
きっとイライラしてしまう。

歯の浮くようなことは言わない人。
文字に、言葉にするのが苦手な人。
そんな人だから。

ベンツさんはかなりマイペースで
自分のしたいように行動する人。
振り回されるのはイヤだ。





それに
もう誰かを愛して傷つくのはイヤだ。

もう・・・イヤだ。


イタイのも
ツライのも
カナシイのもイヤだ!




ベンツさんに対する気持ちは今くらいでいい。
一緒にいれば楽しい。
それでいい。







ほんとに?それでいいの?
好きになるのは恐い。
だけど本当は愛してみたい。
そしてがんじがらめになるほど愛されたい。






愛されたい・・・



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