王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2001年11月11日(日) リセットボタン押して下さい

金曜の夜は結局眠れず、明け方5時頃布団に入った。
久しぶりに話したQ友におやすみを言ったのが2時頃。
その後、随分前にメッセで話したことのある人がメッセで話しかけてきた。
その人と明け方までくだらない話をした。
私には興味のないつまらない内容だったけど
時間を消費するにはそれで良かった。

明け方床について、色んな夢を見た。
覚えてないけど。

浅い眠りから醒めて、サトシにメールした。
昨日私は「一欠片の望み」を残したメールを送った。
それを捨てようと思った。
サトシに宛てたメールではなく、私のキモチにケリをつけるために。

そのメールを送った後、午前中家事に追われている間は良かった。
お昼前ベンツさんが電話をくれた。
泣き言は言わず世間話をした。
電話を切る前にベンツさんが言った。
「思ったより元気そうやん!」

そうやね・・・

私もそう思うよ・・・




だけど、夕方くらいから思考が壊れだした。
雨の夜、車から私が降りたときのシーンが蘇る。
そして訳のわからない妄想を抱く。
夕御飯の支度をしながら、色んな想像がめまぐるしく頭の中を回ってる。

妄想から現実に引き戻されても
思考は鈍くサトシの事を考えている。

あの時・・・
そしてあの時・・・
それからあの時・・・

戻れないあの時・・・


サトシに会えなくなることが
サトシの存在を完全に失うことが
私は何より恐かった。

だから、決めたのに!!!


私は耐えられなかった。
求めてしまう。
どうしようもなく求めてしまう。


楽しかった頃の幻想にがんじがらめになって
もう一度愛されたいと切望した。


何も求めず、ただ好きでいる。
そんな強さ、私にはなかった。



結果的には良かったのかもしれない。
今はまだそう思えないけど。
忘れることなんてできないし、まだ好きなまま。
だけど忘れる努力をすることで救われることもあると信じたい。

ゲームのリセットボタンみたいに
ボタンひとつでサトシにまつわる記憶すべて消し去れればいいのに・・・
メモリー吹っ飛んでしまえばいいのに・・・


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