王様の耳はロバの耳
戯言。暴言。失言。


2001年02月28日(水) 好きな人。好きになりたい人。

朝、サトシから携帯にメール。

「おはよう。胸が痛いよ。あすみは我慢できてるのかな?」

サトシの気持ちがわからない。
私からのLAST MAILで急に惜しくなったのかな?
私と同じだ。似たもの同士?
なんでこんな追いかけっこしてるんだろ?
私がまたサトシの言葉に飛びついたら、また逃げられる?

ひでくんは相変わらず私をべた褒め!

「あすみの身体はとても素敵で魅力的。ずっと抱いていたかった。」
「あすみはとても綺麗。一緒に歩いていて気分良かったよ。」

等々・・・引いちゃうくらい誉めてくれる。
悪い気はしないわなぁ〜
天狗になっちゃうよ(笑)

ひでくんは私が理想とする男性に近い。
まめで優しくて誉めてくれて、紳士的にエスコートしてくれるし、
話もちゃんと聞いてくれる。
でも、ときめかない。

サトシはぶっきらぼうでまめじゃなくて時としてすごく冷たい。
なんでかな〜?
ひでくんのこと好きになれたら楽しいだろうに・・・


夕方、サトシにメールしてしまった。
「サトシの声が聞きたい。サトシに逢いたい。」
返事は来ない。やっぱり・・・
胸が苦しい。なんであんなメールしちゃったんだろ?

一時間後メールが返ってきた。
「俺も逢いたい。何か胸につかえてる。」
すぐに今電話できるかとメール返す。
今仕事が忙しいので後でかけると返事がきた。

久しぶりに聞くサトシの声。ドキドキがとまらない。私はサトシの声が好き。

サトシの気持ちが知りたい。
終わりにしようと言われてから何度も
サトシの思わせぶりな言葉に惑わされてきた。
やり直す気がないなら私をそっとしておいて欲しい。
私がどんなに辛いかわかって欲しいとは言わない。
ただサトシの気持ちが知りたい。
このままじゃ私、優しくしてくれる人の所にいくよ。・・・と私は言った。

サトシはまた歯切れが悪い。煮え切らない態度。
私を他の男に取られるのは嫌だと言う。
急に「ごめん、ちょっと」と言われ切られた。

いったい、何やねん!
罵倒するメールを送ろうかと思ったがやめた。
ばっかみたい。あほあほあほあほぉ〜〜〜〜!

暫くしてメールが届いた。

「やっぱりあすみを失うのは嫌や。
 これ以上引っ張るのも嫌。
 だからこんな俺やけど、もう一回チャンスくれる?
 つき合って下さい。」

私が他の人のところに行くと言ったからだろう。
胸が締め付けられる。
喜んでいいのかわからない。
返事を躊躇しているともう一通届いた。

「最初からやり直そう。わがままばっか言ってごめん。
 許してくれる?」

複雑な心境・・・なんて表現していいかわかんない。
でも好きなんだよね、サトシのこと。

「信じていいの?私はサトシが好き。」
「うん。俺のこと信じて。」

これで元通りになるんかな?
多分、信じられないよ。だってさっきの電話・・・
ほんとに私のこと好きなら、あんな態度とらない。
他の男にとられるのが惜しいだけだ。きっと。

それでもサトシに逢いたい気持ちが募る。
サトシに抱かれたい。

今は仕事が忙しくて時間が作れないらしい。
私が夜出かけられるチャンスを待つしかない。
逢える日が遠くなるとまたダメになるかもね。

ひでくんを好きになれればいいのに・・・


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